7月4日 ザ☆ウルトラマン 謎の星の接近によって怪獣が次々と現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 7月4日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「7月4日」(1979年)。
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ザイクロンと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

地球に謎の星が接近。その星は、爬虫類を凶暴化させる放射線を発しており、地球に次々と怪獣が出現してしまう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ゲロンを撃破した科学警備隊であったが…

科学警備隊を襲うゲロン  ©円谷プロ
1979年7月4日は『ザ☆ウルトラマン』第14話「悪魔の星が来た!!」が放送された日です。石油コンビナートに現れた怪獣・ゲロンを倒した科学警備隊。極東ゾーン基地に帰還すると、ピグが連れている猿のモンキがなぜか興奮して暴れ回っていた。すると、世界各地に怪獣が次々と出現しているという連絡が入る。さらに、各所で火山の爆発や地震も頻発しているらしい。

外を見ると、大量のカラスが集まっていた。このカラスや怪獣の同時出現、そして気が立っているモンキを見て、ヒカリは「動物たちが地球に何かが起きようとしていることを、本能的に感じているのだ」と考える。その後、地球防衛軍は地球に正体不明の惑星が接近していることを察知。世界各国の地球防衛軍は情報を共有し、対策会議を行う。

その星は、小惑星程度の大きさで、地球と衝突するコースには入っていなかった。しかし、その星は爬虫類を凶暴化させる放射線を発していることが判明。実験の結果、このまま星が地球に近づけば、地球上の爬虫類が怪獣化してしまうことが推測された。地球防衛軍の各ゾーンは、この“悪魔の星”にミサイル攻撃を行うが、悪魔の星は怪獣・ザイクロンを作り出し、ミサイルはすべて迎撃されてしまう。
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