10月1日 帰ってきたウルトラマン 宇宙昆虫が怪獣ノコギリンに変貌!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月1日(1971年)

テレビマガジン編集部

殺人事件の犯人は宇宙昆虫だった!

次郎たちが探しているクワガタが殺人昆虫なのではないかと考えた郷は、すぐに坂田家に連絡。しかし、すでに次郎はそのクワガタを見つけ、捕まえてしまっていた。捕まえたクワガタを取られるのではないかと考えた次郎は、そのことを秘密にして自室に引っ込んでしまう。そしてその夜、クワガタはレーザーを発射して網を溶かすと、アキがつけていた口紅を食べる。クワガタを発見した坂田 健は、MATに連絡をしたのだった。

調査の結果、このクワガタは郷の推測どおり宇宙昆虫で、電気シェーバーのようなモーター音を天敵の虫の羽音と誤認し攻撃をしていたことが判明。郷により、スペースレーザーガンで処分されることが決まった。しかし、スペースレーザーガンのレーザーを受けた宇宙昆虫は、人間大のサイズにまで巨大化してしまう。レーザーをエネルギーとして吸収したのだ。宇宙昆虫は逃走。MATは空から捜索を開始する。

しかし、宇宙昆虫はさらに巨大化を続け、怪獣・ノコギリンになってしまった。地中から出現したノコギリンに攻撃を開始するMAT。しかし、MATの総攻撃を受けても、ノコギリンはびくともしなかった。郷はウルトラマンジャックに変身。スペシウム光線すら受けつけないノコギリンの強靱な肉体に苦戦しつつも、MATの援護を受け反撃。ウルトラブレスレットとウルトラショットの連続攻撃で勝利を収めたのだった。

昆虫怪獣 ノコギリン

破壊光線を発射し、東京タワーを真っ二つに切断した  ©円谷プロ
【ウルトラ怪獣事典】
昆虫怪獣 ノコギリン

全長/20センチメートル〜50メートル
体重/0.5キログラム〜4万5000トン

宇宙昆虫がスペースレーザーガンのエネルギーを吸収し、巨大怪獣になった姿。巨大なハサミで相手を挟み、中央のツノから破壊光線を発射する。また、防御力も非常に高い。

登場エピソード:『帰ってきたウルトラマン』第26話「怪奇!殺人甲虫事件」(1971年10月1日放送)
脚本:上原正三/特殊技術:高野宏一/監督:筧 正典

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
TSUBURAYA IMAGINATION
『ウルトラマンネクサス』2023年10月2日(月)より配信開始!
https://m-78.jp/news/post-6867

10月1日は季節外れのクワガタムシが怪獣に変貌した日

10月1日は、隕石とともに飛来した宇宙昆虫がMATのスペースレーザーガンを受け、巨大怪獣になったエピソードの日。無事に事件は解決。郷はアキとのデートを仕切りなおしたのでした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。