あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月1日」(1971年)。
人間が蒸発する事件が発生。その犯人は、宇宙昆虫だった。宇宙昆虫を捕まえたMATはスペースレーザーガンで処分しようとするが、レーザーを受けたことで宇宙昆虫は怪獣・ノコギリンに変貌してしまう。
不審な殺人事件が発生
後日、郷は休暇を利用し、坂田アキと映画館へデートにいくことになる。アキは、郷からプレゼントされた口紅を塗りおめかしをする。それは、郷が南からもらったギリシャ土産の口紅だった。一方、アキの弟・次郎は友人たちと昆虫採集にいくという。昆虫がもう姿を見せないこの時期に、このあたりで3本ツノの珍しいクワガタムシが出現したらしい。
映画を鑑賞する郷たちだったが、その最中にMATから呼び出しを受けてしまう。先日のような人が蒸発する事件が発生し、出動要請が下ったのだ。今回の被害者はヘアドライヤーを使用中に殺害されたらしい。先日の隕石と何か関係があると考えた郷は、一連の事件が怪獣によるものだと推理するのだった。すると、事件現場に見たこともない種類のクワガタムシと、郷がアキにプレゼントしたものと同じ口紅が落ちていることに気づく。