6月7日 ウルトラマンティガ 青年が夢で見た怪獣が現実世界に出現!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 6月7日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月7日」(1997年)。
バクゴンと戦うウルトラマンティガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

彼女に振られてしまった生田青年は、怪獣の夢を見る。だが、宇宙線・モルフェウスDが生田の脳波に反応し、彼が夢で見た怪獣・バクゴンが現実に現れてしまった。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

失恋してしまった生田青年

1997年6月7日は『ウルトラマンティガ』第40話「夢」が放送された日です。彼女の朋子と食事をしていた生田青年。しかし、朋子は「仕事が忙しくなった」と言って一方的に別れ話を切り出し、その場から去ってしまう。帰宅し、ふて寝をする生田。しかし、彼が眠りについた直後に、謎の宇宙線が生田の自宅周辺に降り注いだ。

すると、どこからか怪獣が出現。その怪獣・バクゴンの色はモノクロの半透明で、蜃気楼のようにゆらめいている。通報を受けたGUTSは出撃。攻撃を開始するが、なぜか攻撃はバクゴンの体をすり抜け、命中させることができない。しばらくたつと、バクゴンは姿を消してしまった。

ダイブハンガーに帰還したダイゴたち。バクゴンの姿はガッツウイングのカメラに映っておらず、ヤズミ隊員によると「科学的には存在しない」らしい。GUTSはバクゴンの出現した地域に宇宙線が降り注いだことに気づき、調査を開始する。

翌日。生田は体の調子が悪く、病院を受診したところ、カウンセリングを受けることを勧められ、ドクトルチヒロのヒーリングルームを訪れる。自分が怪獣になって暴れる夢を見たことを相談する生田。しかし、怪しいカウンセラーのドクトルチヒロから、お香とCDを10万円で売りつけられてしまう。
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