あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月7日」(1997年)。
彼女に振られてしまった生田青年は、怪獣の夢を見る。だが、宇宙線・モルフェウスDが生田の脳波に反応し、彼が夢で見た怪獣・バクゴンが現実に現れてしまった。
失恋してしまった生田青年
すると、どこからか怪獣が出現。その怪獣・バクゴンの色はモノクロの半透明で、蜃気楼のようにゆらめいている。通報を受けたGUTSは出撃。攻撃を開始するが、なぜか攻撃はバクゴンの体をすり抜け、命中させることができない。しばらくたつと、バクゴンは姿を消してしまった。
ダイブハンガーに帰還したダイゴたち。バクゴンの姿はガッツウイングのカメラに映っておらず、ヤズミ隊員によると「科学的には存在しない」らしい。GUTSはバクゴンの出現した地域に宇宙線が降り注いだことに気づき、調査を開始する。
翌日。生田は体の調子が悪く、病院を受診したところ、カウンセリングを受けることを勧められ、ドクトルチヒロのヒーリングルームを訪れる。自分が怪獣になって暴れる夢を見たことを相談する生田。しかし、怪しいカウンセラーのドクトルチヒロから、お香とCDを10万円で売りつけられてしまう。