あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「5月12日」(1968年)。
人類に好意を持ったウルトラセブンは、自らの命を捨てて仲間を救おうとした勇気ある青年・薩摩次郎の姿をかり、モロボシ・ダンと名乗って、ウルトラ警備隊に入隊。宇宙人の侵略から地球を防衛する。
地球に飛来した、島のような形をした小惑星。ダンたちは調査に向かうが、島に設置されている無人基地が発する電磁波により、島から脱出できなくなってしまう。さらに、島は巨大な爆弾であることが判明。その爆弾は、ダンたちを乗せたまま地球防衛軍極東基地を目指す。
空飛ぶ島
すると、ダンたちは空を飛ぶ物体と遭遇。それはまるで、島のような形をしていた。その物体から攻撃を受け、島に不時着したダンたちは探索を開始。この島が地球のものではないこと、なぜか本部との通信が不能になっていること、謎の建造物が存在することが判明した。
ダンたちは謎の建物に侵入。そこは無人基地であり、強力な電磁波を発していた。すると、突如基地の扉が閉まり、ダンたちは閉じ込められてしまう。一方そのころ、地球防衛軍極東基地では謎の電磁波によって基地のレーダーが使用不能になり、ウルトラホークをはじめとした、航空機も使用できないという現象に見舞われる。
ダンたちと連絡が取れなくなったキリヤマ隊長は、残った隊員たちとともに、ダンたちの捜索と小惑星の調査を行っていた。すると、小惑星の中にダンたちが乗っていたウルトラホーク1号を発見するが、電磁バリヤのため近づくことができない。さらに、小惑星が地球防衛軍基地に向かっていることに気づく。