あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「8月31日」(2019年)。
宇宙人に襲われる女性を発見したヒロユキと宗谷ホマレ。女性は、ホマレの幼なじみの行方(なめかた)マイコだった。ホマレは、マイコを警護する中で、自分の秘密を仲間に打ち明ける決意をする。
ホマレがマイコと再会
すると、女性の悲鳴が響いた。ヒロユキたちは、声のした方に向かうと、そこにはひとりの女性が、男たちに襲われている。男たちから女性を救出したヒロユキたちであったが、男たちの正体は、戦略星人 キール星人と殺戮宇宙人 ヒュプナスだった。逃げていく宇宙人たち。
宇宙人たちがヴィラン・ギルドだと考えたヒロユキたちは、救出した女性マイコをE.G.I.S.のオフィスに連れてきた。社長の佐々木カナは、マイコに営業をかけ、彼女の警護の仕事を取り付ける。すると、マイコはホマレが自分の幼なじみであることに気づく。
ヒロユキとホマレは、護衛対象のマイコを連れて、先程の現場の調査に向かう。マイコは、以前荒んだ生活を送っていた頃のホマレを見ており、ヒロユキに普段のホマレの様子を尋ねた。ヒロユキは、「無愛想で、厳しくて、でも一番頼りになる、良い兄貴っていう感じかな」と答える。それを聞き、安堵したように笑みを浮かべるマイコだった。