12月20日 レイオニクスたちの戦いがはじまる! 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月20日(2008年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月20日」(2008年)。
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ゴメス(S)(左)、マグラー(右)と戦うゴモラ(中央)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
『大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』は、2008年12月20日からBS11デジタル(現:BS11)で放送が開始された。2007年に放送された『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』の続編であり、前作同様当時バンダイが展開していたデータカードダス『大怪獣バトル ULTRA MONSTERS』と連動。基本的にウルトラヒーローが登場せず、怪獣同士のバトルが繰り広げられる。

人類が宇宙に進出した遠い未来。宇宙局総合本部のエキスパートチーム・ZAP SPACYに所属するヒュウガ ヒロシ船長は、部下たちとともに宇宙船・スペースペンドラゴンで惑星ボリスに降り立った。そこで、怪獣使い=レイオニクスの青年・レイと出会ったスペースペンドラゴンのクルーは、怪獣たちとのバトルを生き抜きレイを連れてボリスを脱出。ZAP SPACYの宇宙基地で船の修理を行い、地球に帰還しようとしていた。しかし、そこに新たな脅威が現れる。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

レイが拘束される

2008年12月20日は『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY』第1話「レイオニクスハンター」が放送された日です。惑星ボリスを脱出し、ZAP SPACYの宇宙基地でスペースペンドラゴンの修理を行うクルーたち。「ボス」の愛称で呼ばれるヒュウガ船長は、ボリスで仲間になり自分たちを救ってくれたレイのことを、どう本部に報告するか悩んでいた。一方、レイはボリスでの最後の戦いで覚醒し、変身を遂げた姿であるレイモンを夢の中で思い出し、うなされていたのだった。

レイが怪獣をモンスロード(出現)させる際に使うアイテム「バトルナイザー」。ボリス脱出後からバトルナイザーの調子がおかしく、レイはクマノ マサヒコ隊員に相談。くわしく調べてみると、バトルナイザーはただの機械ではなく機械と有機物のハイブリッドであり、まるで成長しているようだった。

するとそこに、ZAP SPACYの警備班が現れレイを連行。レイは拘束されてしまった。ボリスからの帰還者がレイに怪獣を操る能力があることを報告。その危険性やボスがレイについての報告を怠ったことに不信感を持った上層部が、強硬な手段に出たのだ。上層部から問い詰められたボスはレイが自分たちの仲間であると訴えるが、それが聞き入れられることはなかった。
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