12月19日 ザ☆ウルトラマン ウルトラ人の宿敵ヘラー軍団が行動を開始する!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 12月19日(1979年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「12月19日」(1979年)。
グモンスと戦うウルトラマンジョーニアス  ©円谷プロ
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『ザ☆ウルトラマン』は、ウルトラマンシリーズ初のテレビアニメーション作品として1979年4月4日より放送が開始された。科学警備隊のヒカリ超一郎隊員は、ウルトラの星・U40からやってきたウルトラマンジョーニアスと一体化し、怪獣や宇宙人と戦う。アニメーション制作は日本サンライズ(現・サンライズ、バンダイナムコフィルムワークス)が担当し、著名なクリエーターが多数参加している。

かつてウルトラ人を裏切り、ウルトラマインドを奪ったヘラー軍団が再び行動を開始した。U40の大賢者から命令を受け、地球に逃げてきたアミア。地球には、ヘラー軍団と戦うための力「ウルトリア」が存在するらしいのだが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

超新星爆発が観測される

1979年12月19日は『ザ☆ウルトラマン』第37話「ウルトラの星U40の危機!! ウルトリアの謎?」が放送された日です。宇宙で、星が燃え尽きる際に起きる超新星の爆発が観測される。しかし、爆発が観測されたのはウルトラマンジョーニアスの故郷でヒカリも訪れたことのある、U40のある方角だった。ヒカリは急いでコンピューターによる計算を開始。結果、97.25%の確率で爆発したのはU40であるという結果が出てしまう。U40で出会ったアミアやエレク、ロトたちのことを心配するヒカリ。彼と一体化しているジョーニアスは、「U40に何かあったのなら、連絡があるはずだ」とヒカリを落ち着かせたのだった。

U40のことが気がかりでノイローゼになってしまったヒカリ。後日、ゴンドウキャップはどこか様子のおかしいヒカリに気分転換をさせるためにも、南極へ任務に向かわせたのだった。南極では、調査隊により地殻構造が調べられていた。すると、地中レーダーが謎の物体を探知。地下3000メートルのところに、300メートル以上の巨大な物体が埋まっているのが発見されたのだ。地下に怪獣がいるのかと考える調査員。一方、現場に到着したヒカリには、それが人工物に思えた。すると、極東ゾーン基地のムツミ隊員から連絡が入る。U40の方角から地球に、宇宙船が向かっているというのだ。

ヒカリを除いた科学警備隊員は、スーパーマードック号で出撃。すると、攻撃を行う宇宙船と、それに追われる宇宙船を発見。ゴンドウキャップは攻撃をやめ停船するよう通信を行うが、相手の宇宙船は地球に迫ってくる。さらに、宇宙船はスーパーマードック号を攻撃。その高い攻撃力と機動力にスーパーマードック号は翻弄されてしまうが、ヒカリが変身したジョーニアスが現れ難を逃れた。
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