10月4日 ウルトラマンレオが一寸法師に!? ウルトラマンキングも初登場!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月4日(1974年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月4日」(1974年)。
プレッシャー(中央)を攻撃するウルトラマンレオ(左)とウルトラマンキング(右)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
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1974年4月12日より放送が開始された『ウルトラマンレオ』。地球を防衛する宇宙パトロール隊MAC(マック)のおおとりゲン隊員が変身するウルトラマンレオは、L77星が故郷で宇宙拳法の達人。得意の格闘技で宇宙の平和を守る。ウルトラセブン=モロボシ・ダンがMACの隊長を務めていたことや、シリーズ後半のハードなストーリー展開は現在でも、ファンの間で語り草になっている。

プレッシャーによって小さくさせられてしまったレオ。一寸法師のように、お椀の船を漕ぎ、なんとかダンのもとに帰還するが戦う手立てがない。そんな中、伝説の超人が現れる。


今回は、ウルトラ族の長老・ウルトラマンキングが初登場したエピソードです。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

レオが小さくされてしまう

1974年10月4日は『ウルトラマンレオ』第26話「日本名作民話シリーズ!ウルトラマンキング対魔法使い 一寸法師より」が放送された日です。ゲンが指導員をしている城南スポーツクラブに、テツオ少年の母親がやってきた。スポーツクラブのおかげで体育の成績が5になったため、もう運動は不要と判断し、別の習い事をさせたいらしい。しかし、テツオ本人はスポーツクラブを続けたいと言い、練習に戻っていった。

その後、東京に宇宙人・プレッシャーが出現。MACに追われたプレッシャーは、テツオの自宅に逃げ込んでしまう。なんとかプレッシャーを追い払ったゲンたち。しかし、騒動に巻き込まれたテツオの母親は、息子に促されてもゲンたちに礼を言わず、不機嫌だった。

ダンによると、プレッシャーは、「宇宙の魔法使い」と呼ばれており、不思議な術を使うらしい。そして、後日、カラフルな煙とともに、巨大化したプレッシャーが出現。杖の魔法により、民家を浮かせて破壊しはじめる。MACは出撃。ゲンもウルトラマンレオに変身して戦うが、レオはプレッシャーの魔法を受け、人形ほどのサイズになってしまう。
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