あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「9月1日」(2018年)。
ウルトラマンオーブダークに敗北してしまった湊兄弟。一方、オーブダークは、人助けをして人々の注目を集めていた。カツミとイサミは、オーブダークが人々のピンチに、何故か颯爽と現れることができる理由を突き止める。そして、特訓の中でビクトリークリスタルを入手。オーブダークにリターンマッチを申し込む。
コールド負けしたカツミとイサミ
ウシオが経営するセレクトショップ「クワトロM」に帰宅した湊兄弟は、オーブダークが墜落しそうになっている民間機を救出したという報道をテレビで観る。人々は、みなオーブダークに好意的だった。オーブダークがチヤホヤされていることに苛立つイサミ。しかし、カツミは自分たちには苦労も努力も足りておらず、行き当たりばったりに怪獣を倒しているだけだったと言う。そして、兄弟は力をつけるための特訓をはじめた。その帰り道、ふたりは、少女にオーブダークの人形を渡す愛染マコトを目撃する。
連日の特訓に、ある日アサヒもついてくることになった。カツミとイサミの特訓を見学するアサヒだったが、少し退屈だ。すると、アサヒは誰かに呼ばれた感覚を覚え、ひとりで歩いていく。しかし、急斜面から転落。足を挫いてしまう。悲鳴を聞いて駆けつけたカツミとイサミに、救助されるアサヒ。すると、アサヒが落ちた斜面の先に、何かが光っているのを見つける。