
男たちは、巨大な荷物を工場の中に運び込む。タケシが中をのぞくと、工場内の窓の奥で怪獣が製造されていた。タケシの通報を受け、アスカとカリヤ隊員がやってくる。アスカたちは、タケシが怪獣工場だという「ピコポン玩具製作所」の中を確認するが、そこには本物の怪獣はおらず、どう見てもただの怪獣の人形を作る工場だった。タケシは、怪獣の頭を見た窓に近づくが、怪獣の姿は見えず、タケシはアスカに抱えられ窓から離されてしまう。
その後、アスカたちは、タケシを家に送り届けた。母親から普段のタケシの様子を聞くカリヤ。一方、アスカはタケシの部屋にある漫画にはまり、漫画を持って帰ってしまう。そしてその夜、タケシは証拠をつかむため、ひとりで工場に向かったのだった。
工場に忍び込んだタケシ。すると、男たちが入ってくる。やはり、窓のある工場の奥の壁は偽物であり、奥には製造中の怪獣がいた。タケシは男たちに見つかってしまうも、パチンコ玉で男たちを転ばせて工場から脱出。公衆電話からスーパーGUTSに連絡をする。タケシの言うことを信じないアスカだったが、タケシは自分が了承していないのにアスカが漫画を持ち帰ったことを利用。「今すぐ返しにこないと訴えるぞ!」とアスカを脅して呼びつける。
3つの顔を持つガラオンの攻撃がさく裂!?
すると、太陽が昇りはじめる。地球の美しい夜明けに見とれるミジー星人たち。すると、タケシはかんしゃく玉を爆発させ、隙を作り、ふたりは物陰に隠れることに成功した。さらに、ミジー星人の誤射によって、防御シールドの発生装置が破損。隠していた秘密工場が姿を現した。しかし、ミジー星人たちは、未完成のガラオンの頭部に搭乗し発進。ガラオンは脚を出して着陸すると、反応をキャッチして出撃してきたスーパーGUTSに攻撃をはじめる。
アスカはウルトラマンダイナに変身。一度はガラオンの突進攻撃を受けるも、動きを読み、回避する。しかし、ガラオンの胴体には3つの巨大な顔があった。体を回転させ、笑っているような顔をダイナに向けたガラオンは、笑気ガスを噴射。それを吸ったダイナは笑いはじめてしまう。笑いが止まらず、まともに戦えないダイナ。しかし、スーパーGUTSの援護を受けて体勢を立て直すと、ミラクルタイプにチェンジする。そして、ダイナは3体に分身してガラオンを翻弄し、ビームスライサーを発射。ガラオンは逃げていったのだった。