11月29日 ガラオンの笑気ガスを受けたウルトラマンダイナが大笑い!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月29日(1997年)

テレビマガジン編集部

ガラオンがダイナを笑わせる!

アスカたちは再び工場に侵入。奥の窓を調べると、カモフラージュが解けて製造中の怪獣が現れ、そこにいた男たちは本性を現した。彼らはミジー星からやってきた秘密工作員で、資源のある地球を植民地にすべく、特殊戦闘用メカニックモンスター・ガラオンを製造していた。ミジー星人は、人類のレーダー網にかからないよう、ガラオンのパーツを細分化し、防御シールドに包んで送りこんでいたのだ。そして、明日、残りのパーツが到着し、全長400メートルの超巨大ロボ・ガラオンが完成するという。

すると、太陽が昇りはじめる。地球の美しい夜明けに見とれるミジー星人たち。すると、タケシはかんしゃく玉を爆発させ、隙を作り、ふたりは物陰に隠れることに成功した。さらに、ミジー星人の誤射によって、防御シールドの発生装置が破損。隠していた秘密工場が姿を現した。しかし、ミジー星人たちは、未完成のガラオンの頭部に搭乗し発進。ガラオンは脚を出して着陸すると、反応をキャッチして出撃してきたスーパーGUTSに攻撃をはじめる。

アスカはウルトラマンダイナに変身。一度はガラオンの突進攻撃を受けるも、動きを読み、回避する。しかし、ガラオンの胴体には3つの巨大な顔があった。体を回転させ、笑っているような顔をダイナに向けたガラオンは、笑気ガスを噴射。それを吸ったダイナは笑いはじめてしまう。笑いが止まらず、まともに戦えないダイナ。しかし、スーパーGUTSの援護を受けて体勢を立て直すと、ミラクルタイプにチェンジする。そして、ダイナは3体に分身してガラオンを翻弄し、ビームスライサーを発射。ガラオンは逃げていったのだった。

三面ロボ頭獣 ガラオン

3体のミジー星人が操縦する  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
三面ロボ頭獣 ガラオン

身長/56メートル
体重/6万5000トン

ミジー星人が組み立てていた侵略用のロボット兵器の頭部で、本来は全長400メートルにも及ぶ大きさになる予定だった。怒り、泣き、笑いの3つの顔を持っている。すばしっこく、飛行することも可能。

登場エピソード:『ウルトラマンダイナ』第13話「怪獣工場」(1997年11月29日放送)
脚本:川上英幸/監督・特技監督:北浦嗣巳

今回紹介したエピソードはウルトラサブスク「TSUBURAYA IMAGINATION」で配信中。ウルトラマンシリーズが見放題になる動画配信サービスです。
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11月29日はタケシがガラオンの完成を阻止した日

11月29日は、嘘つき少年のタケシが、本物の宇宙人と怪獣工場を発見。通報したことで、ガラオンの完成を阻止したエピソードの日。タケシは母親とアスカに「もう嘘はつかない」と言いますが、その直後にやってきた友人たちには、「ダイナは自分が変身している」のだと、反省していない様子。なお、アスカがタケシから借りた漫画は、講談社のコミックボンボンで連載していた『ウルトラ忍法帖寿』でした。
※この記事は『ULTRAMAN ウルトラマン&怪獣手帳 2023』をもとに構成しています。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 SNS:テレビマガジンX(旧Twitter) @tele_maga  SNS:テレビマガジンLINE@ @tvmg  記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『ボンボンアカデミー』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。