あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月29日」(1997年)。
タケシ少年は、怪しい3人組の正体が宇宙人で、彼らが怪獣を作るところを目撃する。しかし、そのことを話しても誰も信じてくれず、タケシはひとりで怪獣工場に向かった。
玩具工場で怪獣を製造する3人組
男たちは、巨大な荷物を工場の中に運び込む。タケシが中をのぞくと、工場内の窓の奥で怪獣が製造されていた。タケシの通報を受け、アスカとカリヤ隊員がやってくる。アスカたちは、タケシが怪獣工場だという「ピコポン玩具製作所」の中を確認するが、そこには本物の怪獣はおらず、どう見てもただの怪獣の人形を作る工場だった。タケシは、怪獣の頭を見た窓に近づくが、怪獣の姿は見えず、タケシはアスカに抱えられ窓から離されてしまう。
その後、アスカたちは、タケシを家に送り届けた。母親から普段のタケシの様子を聞くカリヤ。一方、アスカはタケシの部屋にある漫画にはまり、漫画を持って帰ってしまう。そしてその夜、タケシは証拠をつかむため、ひとりで工場に向かったのだった。
工場に忍び込んだタケシ。すると、男たちが入ってくる。やはり、窓のある工場の奥の壁は偽物であり、奥には製造中の怪獣がいた。タケシは男たちに見つかってしまうも、パチンコ玉で男たちを転ばせて工場から脱出。公衆電話からスーパーGUTSに連絡をする。タケシの言うことを信じないアスカだったが、タケシは自分が了承していないのにアスカが漫画を持ち帰ったことを利用。「今すぐ返しにこないと訴えるぞ!」とアスカを脅して呼びつける。