11月3日 ウルトラマンR/B ウシオがヤラセ番組制作に巻き込まれる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 11月3日(2018年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月3日」(2018年)。
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メフィラス星人(中央)と戦うウルトラマンロッソ ウインド(右)とウルトラマンブル アクア(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第6作の『ウルトラマンR/B(ルーブ)』は、兄の湊 カツミが変身するウルトラマンロッソと、弟のイサミが変身するウルトラマンブルの兄弟ウルトラマンが力をあわせて地球を守る。レギュラーの登場人物として、妹であり劇場版でウルトラマンへの変身も果たしたアサヒや、セレクトショップ「クワトロM」を経営する父親のウシオ、終盤から登場する母のミオなど、ホームコメディ要素も盛り込まれた作風だ。

今から2ヵ月後、怪獣・ルーゴサイトが1300年ぶりに地球に飛来する。愛染マコトからアイゼンテック社を乗っ取った美剣サキは、ルーゴサイトを迎撃するために地球を爆破することを宣言した。そんななか、宇宙に向けての番組を届ける、宇宙人の放送局「NPTV」のディレクター・メフィラス星人は、自分の番組の視聴率低迷に頭を悩ませていた。そこで、メフィラス星人は、この「滅亡が近づく惑星」というネタと、宇宙人の間で大人気デザイナーとして有名なウシオを利用しようとする。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

ウシオが宇宙人の放送局に目をつけられる

ディレクターのメフィラス星人(左)とADのザラブ星人(右)  ©円谷プロ
2018年11月3日は『ウルトラマンR/B』第18話「明日なき世界」が放送された日です。サキによって爆破予告がなされ、宇宙人たちから注目される地球。そんななか、NPTVのディレクターであり、地球で番組制作をするメフィラス星人は、上司のチブル星人から、もっと視聴率が稼げる番組を作るようお達しを受ける。すると、以前取材した地球人の中にクワトロMのウシオを発見。本人たちは知る由もなかったが、実はウシオのデザインする個性的なTシャツは、宇宙人たちの間で大人気だったのだ。

メフィラス星人は「星が滅び、ひとつの才能が失われる」という切り口でドキュメンタリー番組を作ることに。ADのザラブ星人とともに人間に擬態し、クワトロMへ取材を申し込む。普段どおりの様子を撮りたかったメフィラス星人たちだったが、ウシオは明らかにカメラを意識し不自然だ。それでも、なんとか撮影を終え、無事に前編を放送したメフィラス星人たち。しかし、視聴率は悪く、このままでは番組自体が打ち切りになると通達されてしまう。

途方に暮れていたメフィラス星人たちであったが、今度はウシオがウルトラヒーローの父親であるという情報を得る。メフィラス星人たちはウシオにも特別な力があると考え、その活躍を番組にしようと画策したのだった。
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