あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「11月2日」(1973年)。
街に巨大キノコが現れ、退治された。しかし、そのキノコの生き残りが大介少年に寄生。さらに、エキスをばら撒き、人々をキノコ人間にしようとする。
巨大なキノコが出現
後日、白鳥健一少年のクラスメイトの大介は、普段は30点しか取れない理科のテストで80点を獲得。大喜びで帰宅し、母親に報告しようとする。しかし、帰宅すると「パートで帰りが遅くなる」という、母親からの置き手紙が残されていた。落ち込んだ大介が公園で時間をつぶしていると、そこへ光太郎と南原隊員がやってくる。
大介の家庭はあまり裕福ではなかったが、母親は家族でぜいたくな暮らしを楽しむため、無理なパート漬けの日々を過ごしていた。一流レストランで食事をするより、家族みんなで家でご飯を食べたいと思う大介。しかし、母親はその気持ちを理解してくれない。事情を知った光太郎は、大介の気分を変えるために植物と会話ができる、試作型の「植物トランシーバー」を渡す。光太郎たちと別れた大介は、植物たちとの会話を楽しんだ。すると、地中から水を求める声がしていることに気づく。