あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月19日」(1999年)。
光量子コンピューター・クリシスの出した「地球に人類は不要」という答えを信じ、我夢と対立していた藤宮。しかし、クリシスは根源的破滅招来体に乗っ取られていた。「俺にはもう、守るものなんて何もない」そう言って藤宮は、我夢にアグルの光を託していた。
そんななか、Σズイグルが出現。我夢はウルトラマンガイアに変身して戦うが、Σズイグルはあっさりと倒されてしまう。しかし、それは罠だった。Σズイグルは我夢の変身を封じ、十字架のカプセルに捕らえてしまう。ガイアを救えるのはアグルしかいない! 立ち上がれ、藤宮博也!
Σズイグルが我夢の変身を封じる
戦いを終えたガイアは、海に入水しようとする藤宮を発見。変身を解除し、止めようとする。藤宮は精神的に衰弱していた。自分の行いを悔いる藤宮に、我夢は「戦う誇り」を取り戻せと訴えた。
すると、Σズイグルが再び出現。我夢は藤宮を逃がし、ガイアに変身しようとするが、先程攻撃を受けた手の甲に、謎の銀色の機械が張りついていた。さらに、変身アイテムのエスプレンダーをその機械が覆い隠し、変身が不可能になってしまう。そして、体の周囲に十字架の形をしたカプセルが形成され、我夢は捕らえられてしまった。