3月9日 ウルトラマンコスモス マハゲノムを封印するためにヤマワラワが巨大化!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月9日(2002年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月9日」(2002年)。
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マハゲノム(中央)と戦う、ウルトラマンコスモス コロナモード(右)とヤマワラワ(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
2001年7月7日より放送が開始された『ウルトラマンコスモス』。心優しき青年・春野ムサシは、怪獣をむやみに殺さず保護するという目標を掲げるチームEYES(アイズ)に入隊。ムサシは子どものころに出会ったウルトラマンコスモスと再会し、一心同体となって怪獣と人間の共存という理想のために戦う。

第9話「森の友だち」で登場した、優しい性格の妖怪・ヤマワラワが今度は奥日高村に現れた。同時に出現していたマハゲノムから子どもたちを守るため、ヤマワラワは巨大化し立ち向かう。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

奥日高村に大猿が出現!?

2002年3月9日は『ウルトラマンコスモス』第36話「妖怪の山」が放送された日です。東関東市に怪獣・マハゲノムが現れた。チームEYESは麻酔弾を撃ち込むもあまり効果はなく、防衛軍の戦車隊・ベンガルズは砲撃を開始。驚いたマハゲノムは山の中に姿を消す。この騒動のなか、EYES指令室には「大猿が出現した」という、別の通報が入っていた。ヒウラ ハルミツキャップはモリモト アヤノ隊員に単独調査を命令。単独での仕事を任されたアヤノは、奥日高村に意気揚々と向かうのだった。

奥日高村では「鬼祭り」を明日に控え、その準備が行われていた。そこに、大猿が出現。鬼の衣装を着る大人を見た大猿は子どもたちが襲われそうになっていると勘違いし、男性を気絶させてしまう。その後、現場にアヤノが到着。ヤマワラワを保護しようとするアヤノだったが、地元の大人たちは大猿を猟友会に処分させようとしており、アヤノは追い出されてしまう。

すると、アヤノは地元の子どもたちを発見。あとをつけると、子どもたちは大猿を隠していた。子どもたちは大猿と仲良くなったが、大人たちに見つかると殺されてしまうと考え、匿っていたのだ。アヤノは大猿が、以前出現したヤマワラワであることに気づく。子どもたちのリーダー格であるサクラという少女はアヤノを警戒するも、彼女がほかの大人たちとは違い、ヤマワラワのことを考えてくれていることを知り、心を開いたのだった。
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