
カナン星人・ハービーに遭遇
実家から送られてきたトマトをみんなに渡そうとしていたナグラ テルアキ副隊長だったが、それはすべてヤスノブに渡すことを決め、ゲントに託すのだった。
機械全般が好きなヤスノブは、普段から機械に対し、人間に相手をするように話しかけている。早退した彼は、コインランドリーで洗濯をしつつ「クルル」と名付けたお気に入りの乾燥機に話しかけていたところ、そこにゲントが現れた。乾燥機と話をしている部下に驚いたゲントは思わずその場から去り、ヤスノブも自分の秘密を見られたことに焦る。
人の気配を感じ、ゲントが戻ってきたと思ったヤスノブは言い訳をするために振り返る。しかし、そこにいたのはゲントではなく宇宙人だった。彼はカナン星のハービーという者で、ヤスノブのことを調べ上げていた。そこに、突如クルルが扉を開け、中の洋服を排出してしまう。カナン星人曰く、すべての機械には感情、それも強い負の感情が宿っており、彼の持つオーロラ光線でその負の感情を呼び覚まして自在に操ることができるという。
最近、自動車や飛行機が暴走する事故が多発していた。それらは、地球侵略を計画しているカナン星人が行ったテストだったというのだ。さらに、オーロラ光線はSKaRDのロボット怪獣・アースガロンにすでに照射済みだった。合図ひとつでいつでもアースガロンを操ることができるのだが、アースガロンの性能をさらに引き出すためカナン星人はヤスノブに仲間になれと誘う。