10月14日 ウルトラマンジード ゼガンが再び出現 ゼナの秘密が明かされる

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月14日(2017年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「10月14日」(2017年)。
ゼガン(中央)と戦うウルトラマンジード マグニフィセント(右)とウルトラマンゼロ ビヨンド(左)  ©円谷プロ PHOTO/講談社
ニュージェネレーションウルトラマンシリーズ第5作の『ウルトラマンジード』。悪に堕ち、幾度となく宇宙を危機に陥れたウルトラマンベリアルの遺伝子を受け継ぐ朝倉リク=ウルトラマンジードは、自身の運命を乗り越え、ベリアル融合獣に立ち向かう。

時空破壊神 ゼガンのゼガントビームによって、ゼガンを操るシャドー星人 クルトとモアが別次元に消えてしまった。モアの説得を受けるうちに、クルトは少しずつ心を開いていくが……。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

モアとクルトがブラックホールに飲まれる

2017年10月14日は『ウルトラマンジード』第15話「戦いの子」が放送された日です。ゼガンの攻撃で巨大な黒い渦が生まれ、クルトとモアが吸い込まれてしまった。リクは、シャドー星人 ゼナに自分がウルトラマンジードであることを明かす。その後、リクたちの秘密基地・星雲荘にゼナからメッセージが送られてきた。戦いによってできた瓦礫が、別地域に転送されていたのだ。そこには人間の生体反応が無いため、モアたちはいないのかと思われた。しかしゼナは、クルトが電波攪乱膜を張り、カモフラージュしていると推測する。

ゼガンは、ゼナたちシャドー星人が惑星を侵略する際に使用する最終兵器だ。異星人の犯罪を捜査するAIBに配属されたゼナは、自らの意思でゼガンを異次元空間に封印したものの、ウルトラマンベリアルの脅威が見え隠れする今の状況に備え、召喚装置を破壊せず残していたのだ。それが、クルトによって奪われてしまったのである。

一方、ゼナの部下・モアを発見したクルトは、モアに銃を向けるも倒れてしまう。足を挫いてその場から動けないモアは、クルトの汗をふき看病をしはじめた。そんなモアに苛立つクルト。彼は、ゼガンの召喚装置を取り出すためのパスコードを知るため、モアに近づいたと言う。
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