10月14日 ウルトラマンジード ゼガンが再び出現 ゼナの秘密が明かされる

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 10月14日(2017年)

テレビマガジン編集部

モアとクルトがブラックホールに飲まれる

2017年10月14日は『ウルトラマンジード』第15話「戦いの子」が放送された日です。ゼガンの攻撃で巨大な黒い渦が生まれ、クルトとモアが吸い込まれてしまった。リクは、シャドー星人 ゼナに自分がウルトラマンジードであることを明かす。その後、リクたちの秘密基地・星雲荘にゼナからメッセージが送られてきた。戦いによってできた瓦礫が、別地域に転送されていたのだ。そこには人間の生体反応が無いため、モアたちはいないのかと思われた。しかしゼナは、クルトが電波攪乱膜を張り、カモフラージュしていると推測する。

ゼガンは、ゼナたちシャドー星人が惑星を侵略する際に使用する最終兵器だ。異星人の犯罪を捜査するAIBに配属されたゼナは、自らの意思でゼガンを異次元空間に封印したものの、ウルトラマンベリアルの脅威が見え隠れする今の状況に備え、召喚装置を破壊せず残していたのだ。それが、クルトによって奪われてしまったのである。

一方、ゼナの部下・モアを発見したクルトは、モアに銃を向けるも倒れてしまう。足を挫いてその場から動けないモアは、クルトの汗をふき看病をしはじめた。そんなモアに苛立つクルト。彼は、ゼガンの召喚装置を取り出すためのパスコードを知るため、モアに近づいたと言う。

クルトが再びゼガンを操る

結局、パスコードはクルトが自力で見つけた。それは、シャドー星で「戦いの子」という意味の「ガブラ・カーノ」という言葉だった。「ガブラ・カーノ」は、シャドー星人が他の惑星を侵略するための兵士であり、ゼナはガブラ・カーノを育てる仕事をしていた。クルトは、ゼナの最後の教え子だったのだ。

クルトはゼナに、地球侵略を提案するが、ゼナは考えを変え、侵略行為を否定する。子どものころからゼナに戦うことを教わってきたクルトは、心変わりをし、自分たちのことを忘れてしまったゼナに、激しい怒りを燃やしていたのだ。しかし、モアはパスコードを「ガブラ・カーノ」にしたということは、ゼナはクルトたちのことをずっと想っていたのではないかと言葉を返す。そして、ゼナの厳しさを共有し語り合ったふたりは、しだいに打ち解けていった。

しかし、ゼガンのエネルギーが回復したことを知ると、クルトは行動を再開しようとする。そこに、ゼナが立ちはだかり、リクや伊賀栗レイト=ウルトラマンゼロも合流した。ゼナは自らの命を差し出し、もう侵略を止めるようクルトを説得する。ゼナの言葉を受け、クルトは心を動かされるものの「もう遅い」と言ってゼガンを召喚。一体化してしまう。

リクとレイトはウルトラマンジード、ウルトラマンゼロに変身。クルトを説得しようとする。しかし、ゼガンはゼガントビームを発射。建物が別次元へと飲み込まれていく。すると、ジードとゼロは2方向からバリアを展開し、ゼガンを包もうとする。しかし、クルトはゼガンに攻撃をやめさせなかった。完全にバリアに包まれたゼガンは、自らの攻撃でクルトとともに爆散してしまうのでした……。

時空破壊神 ゼガン

召喚装置を装着したクルトと一体化している  ©円谷プロ PHOTO/講談社
【ウルトラ怪獣事典】
時空破壊神 ゼガン

身長/58メートル
体重/4万7000トン

シャドー星人の生物兵器。敵を別次元に送り込む性質を持つゼガントビームを放つ。万一の際に備えてゼナが封印していたが、召喚装置を奪ったクルトに悪用されてしまった。

登場エピソード:『ウルトラマンジード』第15話「戦いの子」(2017年10月14日放送)
脚本:根元歳三/監督:市野龍一

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10月14日はクルトが再びゼガンを操った日

10月14日は、クルトが再びゼガンを操り、ジードたちと戦ったエピソードの日。クルトを助けられず、悲しみに暮れるモア。しかし、地球人と宇宙人が元気に暮らせる社会を作るため、AIBの仕事をこれからも頑張ると、リクに話すのでした。

そして、悪用されてしまったゼガンも、ウルトラマンベリアルとの最終局面で、ある作戦に使用されます。
©円谷プロ

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テレビマガジン編集部

日本初の児童向けテレビ情報誌。1971年11月創刊で、仮面ライダーとともに誕生しました。 記事情報と付録の詳細は、YouTubeの『テレビマガジン 公式動画チャンネル』で配信中。講談社発行の幼年・児童・少年・少女向け雑誌の中では、『なかよし』『たのしい幼稚園』『週刊少年マガジン』『別冊フレンド』に次いで歴史が長い雑誌です。 【SNS】 X(旧Twitter):@tele_maga  Instagram:@tele_maga

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