3月29日 ウルトラマンティガ 動物園にキングモーラットが現れる!

今日は何の日? 「ウルトラ怪獣日和」 3月29日(1997年)

テレビマガジン編集部

『ウルトラQ』『ウルトラマン』の放送が開始され、ウルトラ怪獣が登場した1966年以来、半世紀以上にわたって脈々と続くウルトラマンシリーズ。作品ごとに子どもたちは、現実とフィクションとを一体に感じ、日々、ウルトラヒーローや怪獣たちに夢中になっていた。

あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「3月29日」(1997年)。
キングモーラットと戦うウルトラマンティガ  ©円谷プロ PHOTO/講談社
1996年9月7日より放送が開始された『ウルトラマンティガ』は、実写テレビシリーズとしては『ウルトラマン80』以来15年ぶりに放送された作品で“平成ウルトラマンシリーズ”第1作である。超古代の光を手にした特捜チームGUTS(ガッツ)の隊員、マドカ・ダイゴはウルトラマンティガに変身。地球平和連合TPCの一員として怪事件を調査しながら、怪獣や宇宙人と戦いを繰り広げる。

動物園に怪獣・キングモーラットが出現。しかし、キングモーラットは暴れる素振りは見せず、ただ眠っていた。被害を出す前に駆逐しようとするGUTS隊員たちだったが、レナ隊員はそれに反対する。
「ウルトラ怪獣日和」、今日は何の日?

キングモーラットが現れる

1997年3月29日は『ウルトラマンティガ』第30話「怪獣動物園」が放送された日です。ある日、ダイゴとレナ隊員は休日をビラ動物園で過ごしていた。レナは動物を見てまわるなかで、ふと怪獣と動物の違いは何なのかと疑問に思う。その後、牛の乳搾り体験コーナーを訪れたダイゴたちは、飼育係の山本という男性に教わり、乳搾りを体験するのだった。

しかし、突如地面が爆発し、中から怪獣・キングモーラットが出現。ダイゴたちは、客たちを避難させる。しかし、牛たちが心配な山本は、その場から離れようとしなかった。なんとか山本を説得しようとするダイゴたちであったが、キングモーラットはじっとしたまま動かないことに気づく。

キングモーラットは、お腹を空かせているようだった。ダイゴの連絡を受け、GUTSが現場に到着。ムナカタ副隊長とシンジョウ隊員は、おとなしくしているうちに、キングモーラットを倒そうとする。しかし、レナは大人しく、まだ何もしていないキングモーラットを攻撃することに反対した。イルマ隊長はレナの意見を受け入れ、暴れる兆候が見えるまでは攻撃しないことを決定する。

キングモーラットの様子をうかがうダイゴたち。すると、山本が怪獣を早く倒せとクレームをつけてきた。動物を大切にしているが故に、怪獣を危険視している山本。そんな山本にレナは、怪獣も動物だと同じだと訴える。そして、ムナカタ副隊長が「怪獣が暴れれば、攻撃する」と伝えると、山本は納得して戻っていったのだった。
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