あの日、あの時、胸躍らせて目撃したのは何だったのか? 今回取り上げるのは「6月27日」(1998年)。
新兵器・スペシウム砲の受領のため火星に赴くアスカとマイ。しかしそこに、人類の戦力増強を良く思わないレギュラン星人 ヅウォーカァ将軍が現れ邪魔をしてくる。小惑星を爆発させ、隕石を落として地球を攻撃するヅウォーカァ将軍に対し、地球平和連合TPCは有事に備えて用意していたスーパーロボット・マウンテンガリバー5号を発進させる。やたらテンションの高いスーパーGUTS隊員、宇宙海賊になった旧GUTSのムナカタとシンジョウ、そして唐突に現れる巨大ロボ……。今回の『ダイナ』は何か変?
アスカとマイがスペシウム砲の受領に向かう
アスカたちを地球に戻すことも考えられたが、アスカは火星基地と協力して小惑星の破片を破壊することを決定。火星基地に降り立ち、ナハラ司令官と、開発主任で旧GUTSの隊員でもあったホリイ・マサミと面会する。火星基地は現在危険な状況にあり、すぐにスペシウム砲を持ち帰るよう命じられたアスカだったが、彼は隕石破壊を手伝うと返すのだった。
スペシウム砲は射程が短く、基地からの発射では隕石の破壊はできない。すると、意を決したホリイは「こんなこともあろうか」と用意していた巨大ロボット・マウンテンガリバー5号の姿をアスカたちに見せる。