スタイリストの田沼トモミです。
Ane♡ひめジャスト世代の小学2年生女子と、絶賛イヤイヤ期の2歳女児、ハンガリー人の夫、ワタクシ田沼に加え、お腹のベビーが誕生して5人家族にパワーアップしました!
初の男児にきゅんきゅん……♡
子どもが3人ともなると「ベビーを愛でる」という時間は実際ほぼなく、日々の業務をこなすことに精一杯。
そして産後にやってくるマタニティブルー! 精神崩壊、涙もドバーッと滝のように流れ、夫のちょっとした言葉に牙を剝き、それはそれは大変な2ヵ月でした。
気づけばぷくぷくと順調に成長をし続ける第三子。
かと言って「さ! 産んだらすぐにバリバリ働くぞ~!」という体力もございません!笑
第一子出産時は「早く復帰して仕事しないと!」というある種ワーカホリック的な傾向もあり短いスパンで復帰をしたわけですが、40代の出産ともなるとそこんとこ全く別物で……。
想像以上に体力の衰えを実感。個人事業主には労基も何もありませんので、自分の体は自分で守る! これが~いちばん大事~~~♬
あとは掃除やら洗濯やらは機械がやってくれるし、スーパーに行けば惣菜もある。なんならデリバリーだって!
アマプラやらネトフリやらYouTubeやらに頼って子育てだって時には手抜き。今の時代じゃなかったら私、乗り切れたかな?
手抜きスタンス、万歳! がんじがらめな昭和時代の子育てとはサヨウナラ!!
ヒルドイドを畳の上にぶちまける次女……。
静かだなーと思いきや、ジャムの瓶を開けて貪る次女……。
片付けても片付けても終わりなし。これはもう諦めるしか、道はなし。
産休が終了した今、我が家では夫が育休を取得中。先述のとおり個人事業主な私は手当ゼロなんで、育休手当をもらえる夫にバトンタッチというわけです。
現2歳の次女が誕生したときに初の子育てを経験した夫にとって、今回2度目となるベビー育児。約3ヵ月の育児休暇にトライ!
どうやら夫の会社で育休を取得した男性の前例はなく、初の育休取得者らしい。
ここ数年で男性育休を推進する企業なんかも増えてるみたいですが、上司や同僚からどう見られるか? 出世コースから外れる? などの心配が根幹にあるため、男性が育休を取得するには難しさがありますよね。
各々の世帯事情もあるので、パパは育休を取得すべき! とは一概に言えませんが、世界レベルで育休制度の評価が高いとされてる日本だというのに、パパの育休率が低いという現実……致し方なし。
いかに子育ての中心者が母親なのか、ということに繫がりますね。
結果的に女性が子育ての主導権を握り、パパママ間で子育ての仕方にズレが生じて溝が生まれたり、ママになったことでキャリアアップを諦めざるを得なかったり……。
子どもたちが成人するころにはどんな社会になっているのだろう?
まずは約3ヵ月半の育休期間、ベビー中心の毎日を送ってもらい、子育てってラクじゃないんだぜ?ってことをわかってもらえたら私としては丸儲け。
育児の中心者でないと知り得なかったことって、たくさんある。夫にはぜひその経験をしてもらえたらこれ幸い。
オス・メス論によると、父親は母親のように細やかな育児が苦手な種らしく、全てをケアできないという。ゆえに、「私の仕事が増えてんな~」とイラつくことが結果的にあるかもしれない。それでも。
「子育てって楽しいけど大変だよね」
「無理しないで休んでね」
「いつもお世話ありがとう」
共感性だとか、労いの気持ちだとか、辛さも楽しさも半分コして、子育てのAtoZをシェアできたらいいな、と思います。
それでは、また!
田沼 トモミ
エディトリアルを中心に、広告・カタログ・著名人のスタイリングなど幅広く活動。 ファッションにとどまらず、被写体とその空間スタイリングを得意とし、インテリアやフードなどプロップまわりも同時に担当する。 プライベートでは2児の母。離婚→ひとり親を経てハンガリー人の夫と多様な家族“パッチワークファミリー”を展開中。22年秋に第3子を出産予定。 Instagram blog
エディトリアルを中心に、広告・カタログ・著名人のスタイリングなど幅広く活動。 ファッションにとどまらず、被写体とその空間スタイリングを得意とし、インテリアやフードなどプロップまわりも同時に担当する。 プライベートでは2児の母。離婚→ひとり親を経てハンガリー人の夫と多様な家族“パッチワークファミリー”を展開中。22年秋に第3子を出産予定。 Instagram blog