3児のママスタイリスト提案「子連れキャンプを成功させる5つの掟」おすすめアイテムから設営のコツまで
スタイリスト・田沼トモミのブログ 「つぎはぎ家族のパッチワークな毎日」8
2023.10.06
スタイリスト:田沼 トモミ
我が家は小学3年生の長女・1号、2歳児の次女・2号、0歳児ベビーの末っ子長男・3号、そしてハンガリー人の夫と私の5人ファミリー。
子連れ再婚で夫と長女との間に血縁関係はなく、血の繫がりも国籍も姓も言語も文化も価値観もバラバラな、いわば「パッチワーク」のような家族です。
あっという間に夏が終わってしまったんで、振り返りの備忘録とでも言いますか……。今回は子連れキャンプのお話を!
〈田沼家の初期キャンプ失敗談〉
①積載量が見合わず出発出遅れ
②渋滞ですでに日も暮れたころに到着。周りのファミリーたちがごはん食べてるころに食事作り
③焚き火で飯ごう炊飯中、飯ごう落下で火がついた薪も落下しあわや大惨事!
④カレーを作りすぎ、勿体無いと持ち帰ったら車内でカレーがダダ漏れ事件
⑤「あれがない」「これがない」で夫と喧嘩し険悪ムードに
……他エトセトラw w w
自然に包まれ癒やされる予定だったのに、失敗だらけで疲労感強めなトホホな帰り道でした。
どんなシーンでもイライラしないために「心に余裕を持つ」。
(昨年第3子が生まれたことで、またチビ連れとなると予測不可能な行動もとにかく多く、まだまだ改善点はたくさんあります)
とはいえ心身ともに無理せずゆるく楽しむ「田沼家流チビ連れキャンプ5つの掟」、ご興味あれば覗いてみてください。
①前日に荷物を積み込んで、出発はとにかく早めに!
行き先に時間がかかる場合は6時や7時に出ることもあるのでなんならパジャマのまま連れていく我が家(笑)。朝ごはんも、この日はコンビニで買うなどして車中で食べさせます。
早めに出発すれば渋滞も最大限回避できて、現地で新鮮な食材を買う時間の余裕もできます。子どもと一緒に道の駅や現地のスーパーで買い物をして「キャンプ楽しみ〜!」という雰囲気を作っていくとその後が楽でおすすめです!
②食事作りはがんばるな! レトルトや冷凍食品を活用!
子どもからの「ママー! ママ〜〜〜!」コールがはじまるとごはん作りに集中なんてできたものではありませんよね。
私は、食事作りが目的のキャンプでなければ、「子連れキャンプはレトルト食材や缶詰や冷凍食品など利用して手間なしゴハン」を提唱しています!
「せっかく作ったのに」とか「キャンプっぽいご飯作らなきゃ……」と、使命感になってしまうと、楽しいキャンプが疲れてしまうのは本末転倒ですよね。
キャンプならば、キャンプらしい楽しい雰囲気で、ひとつや二つ作る過程をサボっても舌の肥えてない子どもなら「まずい」とか言わないでしょうし。
子どもが大きくなったら、ゆっくり食事を楽しめるキャンプを楽しもうと思います。
③ミニマムなサイト作りを意識し、作業の効率をアップ
グッズが増えれば積載も増えるし組み立ての手間も増える(そしてお金もかかる笑)ので、子どもの世話が大変なうちは必要最低限のギアに絞って、設営を長引かせないコンパクトなサイト作りにしようと思い至りました。
我が家はツールームテントでタープは跳ね上げ式。雨が降らない限り、別途タープ設置などはしません。
「あれない!」「これない!」で、イライラしないよう、できるだけ大人同士の共有も大事!
我が家は食材や食器やカトラリー、ラップやティッシュなどごちゃつきやすい生活感がでやすいものはボックスに分けてコールマンのカートにひとまとめしています。撤収しやすい稼働性の良さも重要です。
基本車から荷物は出さず、食事のあとはすぐに遊びに出かけ、キャンプサイトで過ごした時間は寝るときと食事のときだけ。もちろん撤収は数分で完結!
今は乳幼児がいるのでなかなか難しいですが、我が家もいつかはこんなシンプルなキャンプスタイルを目指したいです。