
子どもが「海外小説」も好きになる読書法! 「映像化作品」や「短い作品」から入るのがコツ
出版ジャーナリスト・飯田一史のこの本おススメ! 第9回 「海外の絵本・児童文学」
2026.02.03
出版ジャーナリスト:飯田 一史
「小中高生には、海外で評価されている絵本や児童文学も読んでほしい」という保護者の声を耳にすることが多くあります。実際にじっくり読んだら面白いし、学びにもなります。
「しかし現実的にはなかなか難しいことが多いです」とは出版ジャーナリスト・飯田一史さん。
その理由は「読むまでの意欲をセットアップするきっかけがなかったり、また、読みはじめてから作品世界に入っていくまでのハードルが国内作品よりも少し高かったりするからです」(飯田さん)
そこで飯田さんに、小中高生が海外の作品を「読んでみたい」と思う入り口の作り方について解説していただきました。
(連載9回目)
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①『穴 HOLES』
外国の作品になじみにくい理由のひとつは、場所の設定が現代日本と異なることがまず挙げられます。その土地に生きている人たちの文化や習慣が私たちとは違うため、文字だけでは情景がイメージしにくいのです。ですから、まずは映画やドラマから入ると、文字の本にも入りやすくなります。
例えば、アメリカ最高の文学賞のひとつである全米図書賞と児童文学の賞であるニューベリー賞を受賞したルイス・サッカー『穴 HOLES』の映画版はDisney+で観られます。
著:ルイス・サッカー/訳:幸田敦子(講談社)
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『穴』の小説は表紙からしてちょっと不思議なテイストをしていますが、映画版はコメディタッチで作られているので抵抗感はあまりないでしょう。
映画やドラマ版と原作小説が全然違うこともしばしばありますが、映像から入って原作との違いを比べるのも良い体験になります。










































































