『NO.６』新刊に寄せられた書店員のレビューが胸アツ！　「この物語に出会えた私は幸せ」涙が止まらない続編の「破壊力」

『NO.６［ナンバーシックス］再会＃１』を読んだ書店員レビューを公開

2025.05.31

「年齢を重ねた今だからこそ、心に突き刺さる言葉がありました」

『NO.６＃１』から一気に『NO.６［ナンバーシックス］再会＃１』まで読みました。

今まで読まなかったことを後悔するほどの面白さでした。この再会が発売されることをきっかけに読むことができて、紫苑やネズミに出会うことができて本当に良かったです。ああ、もう、大好きです。

『NO.６［ナンバーシックス］再会＃１』の発売を機に、私のようにこれから新たに出会う読者がいることが楽しみでしかたありません。

ネズミ、紫苑、イヌカシ、彼らが生きている。彼らの体温を感じる『NO.６［ナンバーシックス］再会＃１』でした。生と死。考えること。生きることはどういうことなのか。真の幸福とは何か。

あさのあつこさんが、『NO.６』に込めた想い。もっと若いうちに出会いたかったと思いますが、年齢を重ねた今だからこそ、より深く理解できることもあり、心に突き刺さる言葉が多くありました。

つらくても、苦しくても、望むようにいかなくても目をそらしてはいけない。しっかりと自分の目でみて、自分の頭で考えなくてはいけない。『NO.６』には、人が生きていく上で大切にしなければならないことがたくさん詰まっていて、背筋が伸びる思いです。

続きが待ちきれません。早く続きが読みたいという気持ちと「待ちます。待ちますとも！」という気持ちがせめぎ合っています。心待ちにして、生きます!!（興文堂iCITY店　名和真理子さん）