「自分でできる」の成功体験!冷蔵庫ラベリングのコツ
まず用意するラベルは、最初からきれいにそろえる必要はありません。わが家ではラベルライター(テプラ)を使いましたが、100円ショップのマスキングテープやシールに手書きするだけでも、子どもが見てわかれば十分です。
子どもがひと目でわかる冷蔵庫にする
はじめに着手したのは、私のストレスが大きかった冷蔵庫です。以前は、大人が使いやすい配置で、自分さえ場所を把握していれば問題ないと思っていました。
しかし、子どもが自分で動くには、「探す→使う→戻す」までを一人で完結できる仕組みが大切です。改めて、子ども目線で冷蔵庫の中を見直しました。
例えば、ふりかけ、鮭ほぐし、ごまなど、ご飯にかけるものは1つのケースにまとめ、ケースの正面に大きく「ごはんの友」とラベリング。他にも冷蔵庫のドアポケットに「朝食セット」「調味料」と貼り、一目で探せるように工夫しています。
ついついおしゃれな英語表記にしたくなりますが、子どもの読みやすさを優先し、日本語で大きく見やすく貼るのがポイントです。
ラベリングで子どもの行動は劇的に変わる
小さな工夫で、思っていた以上に子どもたちは自分で動けるようになりました。
長男は好きな調味料を自分で取りにいき、使ったあとも元の場所に戻せるように。次男は、以前は食卓の調味料をカウンターに置くだけだったのが、ラベルを見て迷わず冷蔵庫まで戻せるようになりました。
ラベリング効果は料理中にも感じています。「片栗粉取ってくれる?」と声をかけるだけで、迷わず動いてくれるようになり、ご飯づくりにも余裕が生まれました。
「冷蔵庫はママが管理するもの」という意識が「家族みんなの共有スペース」へと変わったことも大きな変化です。
すべて自分がやらなきゃという思い込みが少しゆるみ、気持ちが楽になったことが何よりの収穫でした。
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【応用編】家中の「どこ?」をなくすラベリング術
冷蔵庫での成功をきっかけに、家中の「どこ?」と聞かれがちな場所にもラベリングを広げました。
文房具、衣類収納、救急用品など、日用品の収納ケースにもラベルをつけていきます。冷蔵庫と同じように、子どもが迷わず出し入れできる環境を整えました。
今では大体の場所を伝え「ラベルを見て探してね」と声をかけるだけで、自分でお目当てのものを探せるようになりました。
使った後に元の場所へ戻す習慣もつき、親が一緒に探したり片付けたりする手間が激減しています。
ラベルを貼っても効果なし? 失敗した例と成功のコツ
効果がないのは「行動を促す」あいまいなラベル
ラベリングの効果を感じなかったのは「行動を促す」系のラベルです。
例えば、洗面所の入り口の柱に「くつした」「コチラ→」と書いたラベルを貼り、脱いだ靴下を洗濯カゴに入れるよう促してみました。
しかし、最初のうちは目に入っていたようでも、次第に見慣れてしまったのか効果は続かず、靴下は相変わらずリビングに置きっぱなしでした。
また、インテリア重視で英語表記にしたり、文字を小さくしたりすると、子どもの目には留まらないようです。
うまくいったのは「その場でできること」を書いたラベル
一方で、行動を促す系でも1回目から効果を実感し、今も意外なほど定着しているのが、お風呂の入り口に貼った「フタシメタ?」というラベルです。
お風呂を出るときに必ず目に入り、その場でふたを閉められます。さらに「フタシメタ?」という短く目立つ言葉にしたことで、子どもにも伝わりやすかったのだと思います。
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「教える」から「自分で動ける仕組み」へ
ラベリングを通して、ラベルは単なる整理整頓ではなく、子どもが自分で動きやすくなる工夫でもあると感じました。自分の目で見て認識できる環境が整うと、迷いなく自ら動き出すことができます。
私自身も「取って」「どこ?」と頼まれることが減り、家事の手を止める場面が少なくなりました。小さなストレスが減ったことで、気持ちにも余裕が生まれたと感じています。
まずは、お子さんがよく「どこ?」と聞く物の収納場所に、ラベルを貼ってみてはいかがでしょうか。
※記事内写真はすべて撮影:松永祐子
コクリコサポートエディターズ(CSE)は、コクリコの第2編集部。コクリコと、ママの社会復帰を支援するサービス「AnyMaMa(エニママ)」が協力して、子どもとの毎日が楽しくなる記事を発信していきます。
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松永 祐子
AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 兵庫県神戸市在住。2013年、2016年生まれの3歳差兄弟を育てる母。夫の転勤に同行し九州と中国地方への転居を経て現在に至る。秘書や大学事務などを経験し、現在はリモートワークでライター・オンライン秘書として活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP
AnyMaMa(エニママ)ライター兼コクリコ・サポート・エディター 兵庫県神戸市在住。2013年、2016年生まれの3歳差兄弟を育てる母。夫の転勤に同行し九州と中国地方への転居を経て現在に至る。秘書や大学事務などを経験し、現在はリモートワークでライター・オンライン秘書として活動中。 AnyMaMa:https://anymama.jp/ Twitter:https://twitter.com/AnyMaMaJP