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VHS2025年問題とは?
VHSの「2025年問題」をご存じでしょうか。
これは、ビデオデッキなどの再生機器が生産終了し、修理も困難になることや、テープ自体の経年劣化(寿命)によって、2025年頃を境にVHSテープが見られなくなる可能性が高いとされる問題のことです。
参考:「VHS2025年問題」耐用年数が期限…思い出映像の移し替え依頼、専門店には月100本以上(読売新聞オンライン)
80年代生まれの筆者の実家にも、VHSや8ミリビデオなどのテープが大量に眠っていました。「いつかやろう」と先延ばしにしていましたが、この問題を機に一念発起。DVDへのダビング(デジタル化)を決意しました。
当初は「面倒な作業だな」と身構えていました。しかし、私を待っていたのは素敵な出会い。
想い出に浸りながらホームビデオを視聴することで、母となった今だから気づけたことや、両親から聞くファミリーヒストリーに強く胸を打たれることになったのです。
段ボール2箱分に詰め込まれた家族の歴史
デジタル化の方法は主に2つ。専門業者へ依頼するか、自力でダビングするかです。
我が家の場合、幸いにも実家の再生機器がまだ動いたため、DVDレコーダーとつないで自分でコツコツとダビングすることにしました。
実家に撮り溜めてあったホームビデオはなんと段ボール2箱分! 運動会、発表会、家族旅行など、ラベルを見ているだけで、愛されて育ったのだなーと泣けてきます。
ダビングついでに、つい映像に見入ってしまうことがしばしばあり、結果的に約3ヵ月かけて40年近い家族の歴史を映像でさかのぼることになりました。
















































































