あらしのよるに
【あらすじ】
雨がごうごうと叩きつける嵐の夜、白いヤギはやっとの思いで丘を滑り降り、壊れかけた小さな小屋にもぐりこんだ。小屋の中は真っ暗で何も見えない。ガタン! と音がして、脚をケガしたオオカミが小屋に入ってくる。風邪で鼻も利かず、お互いの姿も見えない中、ヤギは相手をヤギと、オオカミは相手をオオカミだと思い込む。
勘違いしたまま2匹は話を続け、やがて不思議な友情が芽生えて……。
こちらは、第1章「大切な人がいる幸せを教えてくれる絵本」に掲載されています。
児童書と絵本の中間にある作品で、シリーズが新しくなるたびにファンを増やしている傑作です。お互いの姿が見えないまま、思い違いから友情が芽生える……なんて設定を聞いただけで、期待感が高まります。
本書のレビューにもありましたが、物語に惹き込む力がとても強く、一気に読み進めてしまう絵本です。ヤギとオオカミという組み合わせを知っているからこそ、読者はドキドキしながらページをめくり、まるでNetflixのドラマを観ているような臨場感があります。
「食う者」と「食われる者」の不思議な友情物語は、まさに「絵本界の奇跡!」と言える、おもしろい物語です。













































































