絵本選びは楽しい! プロが選ぶ「幸せな気持ちになれる絵本」10選

『絵本ずかん』著者・金柿秀幸さんに聞く、親子で幸せになる絵本10選 #1 (2/3) 1ページ目に戻る

あらしのよるに

『あらしのよるに』作:きむらゆういち 絵:あべ弘士
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【あらすじ】
雨がごうごうと叩きつける嵐の夜、白いヤギはやっとの思いで丘を滑り降り、壊れかけた小さな小屋にもぐりこんだ。小屋の中は真っ暗で何も見えない。ガタン! と音がして、脚をケガしたオオカミが小屋に入ってくる。風邪で鼻も利かず、お互いの姿も見えない中、ヤギは相手をヤギと、オオカミは相手をオオカミだと思い込む。
勘違いしたまま2匹は話を続け、やがて不思議な友情が芽生えて……。

こちらは、第1章「大切な人がいる幸せを教えてくれる絵本」に掲載されています。

児童書と絵本の中間にある作品で、シリーズが新しくなるたびにファンを増やしている傑作です。お互いの姿が見えないまま、思い違いから友情が芽生える……なんて設定を聞いただけで、期待感が高まります。

本書のレビューにもありましたが、物語に惹き込む力がとても強く、一気に読み進めてしまう絵本です。ヤギとオオカミという組み合わせを知っているからこそ、読者はドキドキしながらページをめくり、まるでNetflixのドラマを観ているような臨場感があります。

「食う者」と「食われる者」の不思議な友情物語は、まさに「絵本界の奇跡!」と言える、おもしろい物語です。

2冊目は絵本界のプロジェクトX!

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