
【離乳食後期(カミカミ期)】の量と「3回食」スケジュール 「手づかみ食べ」の始め方を専門家が伝授
管理栄養士に聞く、段階別の離乳食のポイントと進め方 #4 ~離乳食後期の進め方編~ (4/4) 1ページ目に戻る
2026.03.25
管理栄養士:中村 美穂
【1日の献立例】
1回目:食パンスティック、バナナきな粉ヨーグルト、かぼちゃのポタージュ
2回目:鶏肉と野菜のうどん(ベビーフード)
3回目:にんじんごまがゆ、鮭ブロッコリーポテト和え、トマト豆腐スープ
「ごまはアレルギーがなければ栄養価が高い食材です。使う際は、吸収がいいすりごまを選びましょう。鮭やブロッコリーをジャガイモであえると飲み込みやすくなります。豆腐は大きめのカットで食べられます。
食材は最初から全てをみじん切りにせず、大きめに切ったものを手づかみ食べ用に残しておき、皿に盛り付けます。
後期は薄い味付けができるので、赤ちゃんが食べにくそうにしていたら、醬油・味噌・塩を使うといいでしょう。
味つけを変えれば、大人も同じものを食べられますよ」(中村先生)
調味料・油脂類を使うときのポイント
積極的に使うというよりは、食べにくいものに少し使って食べやすくするときに使いましょう。
大人が味見して、薄味だと感じるくらいの量が適量です。油はハンバーグを焼くときなどに。風味づけにバターを少量使ってもOKです。
「後期は、幼児食に向けて、自分で食べる力を育む時期です。大人がサポートすることでグッと伸びる時期でもあります。ママパパは、赤ちゃんができないところを手伝ってあげるなどの環境づくりをしましょう。
また、栄養バランスがとても大事になってきます。特に母乳を飲んでいる赤ちゃんは鉄分が不足しがちに。鉄を補う食材を優先的に取ると全体のバランスが自然と整うので、白身魚より、鮭やマグロを買うなど、買い物をする際に意識するようにしましょう。
さらにこの時期は、食べムラや好き嫌いが出てくる赤ちゃんもいます。これらは赤ちゃんの脳が発達している証。みんなが通る道ですし、それも成長の一つと考えてくださいね」(中村先生)
おやつの選び方
離乳食後期になると、おやつを取り入れるママやパパもいます。この時期におやつは必要ありませんが、ちょっとした栄養補給や手づかみ食べの練習にもなるので与えても大丈夫です。
「ベビー向けのおやつを選ぶ際は、なるべく砂糖が少ないもの、鉄・カルシウムが多いもの、手づかみ食べができるものなどがいいでしょう。
具体的には、お米のせんべい、硬めのビスケットなどがおすすめです。食事に影響を与えない程度に与えてくださいね」(中村先生)
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食べられる種類や量が増え、少しずつ幼児食に近づいている離乳食後期。回数は増えるものの、食材の種類も増えるので、取り分けもしやすくなります。「自分で食べたい」という赤ちゃんの成長も感じながら、無理なく進めてくださいね。5回目は、離乳食完了期のポイントと進め方です。
取材・文/畑菜穂子
全5回の4回目
1回目:準備編
2回目:初期編
3回目:中期編
5回目:完了期編※2026年3月26日よりリンク有効

畑 菜穂子
1979年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーに。主にWEBメディアで活動中。子育て、性教育、グルメ、企業の採用案件などの取材・執筆を行う。多摩地域で、小学生の娘(2012年生まれ)、夫と暮らす。 Twitter @haricona
1979年生まれ。編集プロダクション勤務を経てフリーに。主にWEBメディアで活動中。子育て、性教育、グルメ、企業の採用案件などの取材・執筆を行う。多摩地域で、小学生の娘(2012年生まれ)、夫と暮らす。 Twitter @haricona































中村 美穂
管理栄養士・料理家。フードコーディネーター。プラントベースフードアドバイザー。国際薬膳調理師。ローフードマイスター1級。 東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。デリ・レストランの商品開発を経て、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わる。2009年に独立、料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。 2021年PLANTBASED DELI&SWEETS aikaを開業、2026年Kind Table阿佐ヶ谷Cooking studio&Cafeを開業準備中。 薬膳、マクロビオティック、ローフードなど食の分野を広く学び、それらを栄養学と融合したプラントベースのレシピを多数提案。 子どもから大人まで、楽しみながら健康につながる食育に取り組んでいる。離乳食・幼児食教室、食育講座等の講師のほか、各種メディア出演・監修、企業向け商品開発監修、書籍/雑誌/広告/生協カタログの監修・レシピ提供・執筆・撮影調理およびスタイリングなどを行う。2児の母 https://www.syokujikan.com/
管理栄養士・料理家。フードコーディネーター。プラントベースフードアドバイザー。国際薬膳調理師。ローフードマイスター1級。 東京農業大学農学部栄養学科管理栄養士専攻卒業。デリ・レストランの商品開発を経て、保育園栄養士として乳幼児の食事作りや食育活動、地域の子育て支援事業に携わる。2009年に独立、料理教室「おいしい楽しい食時間」を開催。 2021年PLANTBASED DELI&SWEETS aikaを開業、2026年Kind Table阿佐ヶ谷Cooking studio&Cafeを開業準備中。 薬膳、マクロビオティック、ローフードなど食の分野を広く学び、それらを栄養学と融合したプラントベースのレシピを多数提案。 子どもから大人まで、楽しみながら健康につながる食育に取り組んでいる。離乳食・幼児食教室、食育講座等の講師のほか、各種メディア出演・監修、企業向け商品開発監修、書籍/雑誌/広告/生協カタログの監修・レシピ提供・執筆・撮影調理およびスタイリングなどを行う。2児の母 https://www.syokujikan.com/