1歳から1歳6ヵ月ごろの「離乳食」完了期の進め方 「誤飲」を防ぐ食材の切り方と工夫

管理栄養士に聞く、段階別の離乳食のポイントと進め方 #5 ~離乳食完了期の進め方編~ (2/4) 1ページ目に戻る

管理栄養士:中村 美穂

完了期への移行のポイント

離乳食完了期は、1歳~1歳6ヵ月ごろですが、具体的な定義はありません。「離乳食から幼児食への移行期」という言い方もします。

はっきりとした移行の目安はありませんが、下記の5つ様子が見られたら、完了期に進むといいでしょう。

①積極的に手づかみ食べをする

②スプーンやフォークを使って自分で食べたがったり、コップやマグを持って飲みたがったりするようになった

③バナナくらいのかたさのものを歯ぐきでつぶして食べられるようになった

④1食分の栄養が食事だけで摂れるようになる

⑤食後の授乳が必要なくなる

やわらかく茹でてスティック状にした、完了期のにんじんスティック  写真:中村美穂
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進める際のポイント

離乳食後期に進む際に押さえておきたいポイントを確認しておきましょう。

・食事がメインになる

・1日3回の離乳食におやつも加える

・栄養バランスを考える

・水分補給のため、味つけ前の味噌汁、煮汁などの汁物を足すといい。お湯や薄めた麦茶でもOK

・初めての食材は、食物アレルギーの確認のため1回につき1種類、1回目の離乳食(午前中)にする

・食物アレルギーの可能性を考えて、初めての食材は小児科を受診可能な時間に与えるといい

・手づかみ食べの練習をする

・ベビーフードを活用してもOK

・ハチミツや黒糖にはボツリヌス菌が含まれる可能性があるため、1歳未満の子どもには与えない

・食器や調理器具を使用したらきれいに洗って乾燥させる(煮沸、または熱湯をかけて消毒する)

写真:アフロ

「食事がメインになるものの、母乳も必要に応じて続けてもらって大丈夫です。赤ちゃんの食事が進まない場合、食事前後の授乳を控えると食べられることもあるので、調整してもいいでしょう。

前歯で適量をかじり取って、前歯で潰して飲み込む『かじり取り』の練習をすると、丸飲み・早食いの予防になります。赤ちゃんが丸飲みしてしまう場合は、大人がサポートしながら練習しましょう」
(中村先生)

進め方のコツ

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