子どもの「感受性」を高める 工作が苦手でも○△□を使うと楽しい! 造形の専門家が解説【紙工作プロセス付き】

紙造形作家・秋山美歩先生に聞く、「○△□で作る紙工作」 #2 ~○△□を使って作る紙工作・4選~

紙造形作家:秋山 美歩

「うし」の作り方 

好きな色で作ってもOK! 自分だけのうしを作ってみよう。

【材料】

・白色の折り紙 7.5×7.5cm(4分の1) 1枚
・茶色の折り紙 7.5×7.5cm(4分の1) 1枚
・茶色の折り紙 3.75×3.75㎝(16分の1) 1枚
・赤色の折り紙 7.5×7.5cm(4分の1) 1枚
・ターコイズ色の折り紙 7.5×7.5cm(4分の1) 1枚
・黒色の折り紙 直径6mmの丸 2枚

【作り方】

①白色の折り紙を半分に折り、写真左のように線を引いて、折ったまま切る。これが顔になります。

②茶色の折り紙を、水筒の底やセロテープの芯などを使って丸く描き、切って半分に折る。折り線で2つに切る。これがおでこと鼻になります。○はきれいに切れなくてもOK。

③②のおでこと鼻を、①の顔の上下に貼る。

④16分の1のサイズの茶色の折り紙を丸く切って半分に折り、さらに折り線で切る。切ったものをおでこの左右端に裏側から貼る。

⑤赤色の折り紙とターコイズ色の折り紙に角を描き、切る。角は左右のサイズや形が違っていてもOK。

⑥おでこの裏側から角を貼る。

⑦直径6mmの丸を目に貼り、鼻はサインペンで描く。

「UFO」の作り方 

本体の色や、窓の形を変えても楽しいですよ!

【材料】

・灰色の折り紙 7.5×7.5cm(4分の1)の正方形 3枚
・水色の折り紙 3.75×3.75cm(16分の1)の正方形 1枚
・オレンジ色の折り紙 15×15mm 3枚
・黄色の折り紙 3.75×3.75cm(16分の1) 3枚

【作り方】

①灰色の折り紙のうち1枚目を丸く切り(左)、2枚目を半分に折って折り線で切る(右)。3枚目は残しておく。

②長方形に切った①を○の下部に貼る。※長方形は1枚のみ使用。

③3枚目の灰色の折り紙を丸く切って半分に折り、折り線で切る。

④③を②の下部左右にはみ出すよう、裏側から貼る。

⑤黄色の折り紙を3枚とも丸く切る。これがライトになります。

⑥④の下部に丸3つを裏側からはみ出すように貼る。

⑦オレンジ色の折り紙を写真のように貼る。

⑧水色の折り紙を丸く切り、写真のように貼る。

いかがでしたか?
色や窓を変えたりして、自分だけの作品にしても。自分だけの作品をどんどん作ってみてくださいね。

次回3回目は、初公開! コクリコだけのオリジナル紙工作をご紹介します! 
どうぞお楽しみに。

取材・文/木下千寿
撮影/林 桂多(講談社写真部)

1回目を読む。

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「○△□で作る紙工作 いきもの・くさばな・のりもの・たてもの」
著・秋山美歩(講談社)
96 件
あきやま みほ

秋山 美歩

Miho Akiyama
紙造形作家

紙造形作家。1982年山梨県生まれ。愛媛と大阪で育ち、現在兵庫県在住。大阪教育大学大学院芸術文化専攻修了(平成18年度学長表彰)。大学在学中より、紙の動物たちの作品を制作。 美術館での個展・ブランドとのコラボレーション・ディスプレイへの作品提供・ワークショップなど多方面で活躍中。 兵庫医科大学芸術学非常勤講師。富士川・切り絵の森美術館常設展示。   主な著書:「○△□で作る紙工作 いきもの・くさばな・のりもの・たてもの」、「かんたん! 楽しい! 動物と昆虫の立体切り紙工作」(講談社) HP https://akiyamamiho.com/ instagram mihoome_paper_studio

紙造形作家。1982年山梨県生まれ。愛媛と大阪で育ち、現在兵庫県在住。大阪教育大学大学院芸術文化専攻修了(平成18年度学長表彰)。大学在学中より、紙の動物たちの作品を制作。 美術館での個展・ブランドとのコラボレーション・ディスプレイへの作品提供・ワークショップなど多方面で活躍中。 兵庫医科大学芸術学非常勤講師。富士川・切り絵の森美術館常設展示。   主な著書:「○△□で作る紙工作 いきもの・くさばな・のりもの・たてもの」、「かんたん! 楽しい! 動物と昆虫の立体切り紙工作」(講談社) HP https://akiyamamiho.com/ instagram mihoome_paper_studio

きのした ちず

木下 千寿

ライター

福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。

福岡県出身。大学卒業後、情報誌の編集アシスタントを経てフリーとなる。各種インタビューを中心に、ドラマや映画、舞台などのエンターテイメント、ライフスタイルをテーマに広く執筆。趣味は舞台鑑賞。