子どもの英語教育 3歳〜/6歳〜 年齢別「成功する英語学習の順序と期間」を公開!
英語は学習スタート年齢によって学ぶ内容が違う! 世界で活躍できる英語力の育て方 #3
2023.07.12
バイリンガルスクールTLC for Kids代表:船津 徹
本の音声をかけ流す読み聞かせもオススメ!
フォネミック・アウェアネス② オーディオブックでの読み聞かせ
わらべ唄のほかに、オーディオブックによる本の音声のかけ流しもオススメです。
ネットで「子ども向け/英語/オーディオブック」と検索をするとのいくつかのサイトが出てきます。例えばAmazonが提供するオーディオブックサービスの「Audible(オーディブル)」などがその代表です。
また、YouTubeにも“Fairy Tales and Stories For Kids”などのコンテンツがあります。
かけ流す話は、『イソップ寓話(Aesop's Fables)』や『グリム童話集(Grimm's Fairy Tales)』『アンデルセン童話(Andersen's Fairy Tales)』などがいいでしょう。
フォネミック・アウェアネスは、英語の音感やリズム感を身につける段階なので、ビジュアルは基本的に見せず、音声だけを流します。
かけ流すのと同じ絵本が手元にあって、子どもが興味を示すのであれば見せても構いませんが、無理やり本を見せてページをめくるのはNGです。
遊んでいるうちに自然に親しむことが重要であり、ページめくりも子どもに任せます。
次のステップであるフォニックスに進む目安
英語学習を始めるタイミングにもよりますが、フォネミック・アウェアネスをスタートして半年~1年が経過したら、次のステップであるフォニックスも同時進行で触れていきます。
「半年~1年したら……という一応の目安はあるものの、最もわかりやすいタイミングは、子どもが『日本語の文字に興味を持った時点』です。
日本語の絵本に興味を持ったり、自分の名前やパパママの名前、きょうだいの名前などを読めたりするようになったら、同時進行で次に入ってもいいでしょう」(船津先生)
次の段階のフォニックスは、英語の発音と文字の関係性を学ぶ段階です。船津先生曰く、フォニックスは日本語でいうなら「ひらがなの文字と50音」を覚えることに相当します。
次回はフォニックス学習を家庭で行う方法とそのポイント、注意点を紹介します。
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船津 徹(ふなつ とおる)
バイリンガルスクールTLC for Kids代表
明治大学経営学部卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威である故・七田眞氏に師事する。その後独立して、米ハワイ州に移住。2001年ホノルルにTLC for Kidsを設立し、英語力、コミュニケーション力、論理力など、世界で活躍できるグローバル人材を育てるための独自の教育プログラムをもって指導にあたる。2020年までに5000名以上の子どもの教育に携わり、卒業生の多くが世界の難関大学に進学し、各国で活躍している。
【主な共著や監修書】
「世界標準の子育て」(ダイヤモンド社)
「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房)
「失敗に負けない『強い心』が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方」(KADOKAWA) など
「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房)にはさらに詳しく、英語学習のプロセスや方法、先生の教えを受けた子どもたちのエピソードなどが紹介されています。ノウハウとじっくりと参考にされたい方はこちらもチェック!
取材・文/梶原知恵
『世界で活躍できる英語力の育て方』の連載は、全5回。
第1回を読む。
第2回を読む。
第4回を読む。
第5回を読む。
※公開日までリンク無効
梶原 知恵
大学で児童文学を学ぶ。出版・広告・WEB制作の総合編集プロダクション、金融経済メディア、外資系IT企業のパートナー会社勤務を経て現在に。そのなかで書籍、雑誌、企業誌、フリーペーパー、Webコンテンツといった、さまざまな媒体を経験する。 現在は育児・教育からエンタメ、医療、料理、冠婚葬祭、金融、ITシステム情報まで、各媒体の企画・編集・執筆をワンストップで手がけている。趣味は観劇。特技は長唄。着付け師でもある。
大学で児童文学を学ぶ。出版・広告・WEB制作の総合編集プロダクション、金融経済メディア、外資系IT企業のパートナー会社勤務を経て現在に。そのなかで書籍、雑誌、企業誌、フリーペーパー、Webコンテンツといった、さまざまな媒体を経験する。 現在は育児・教育からエンタメ、医療、料理、冠婚葬祭、金融、ITシステム情報まで、各媒体の企画・編集・執筆をワンストップで手がけている。趣味は観劇。特技は長唄。着付け師でもある。
船津 徹
明治大学経営学部卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威である故・七田眞氏に師事する。その後独立して、米ハワイ州に移住。2001年ホノルルにTLC for Kidsを設立し、英語力、コミュニケーション力、論理力など、世界で活躍できるグローバル人材を育てるための独自の教育プログラムを持って指導にあたる。2020年までに5000名以上の子どもの教育に携わり、卒業生の多くが世界の難関大学に進学し、各国で活躍している。 https://torufun.amebaownd.com/ 【主な共著や監修書】 「世界標準の子育て」(ダイヤモンド社) 「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房) 「失敗に負けない『強い心』が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方」(KADOKAWA) など
明治大学経営学部卒業後、金融会社勤務を経て幼児教育の権威である故・七田眞氏に師事する。その後独立して、米ハワイ州に移住。2001年ホノルルにTLC for Kidsを設立し、英語力、コミュニケーション力、論理力など、世界で活躍できるグローバル人材を育てるための独自の教育プログラムを持って指導にあたる。2020年までに5000名以上の子どもの教育に携わり、卒業生の多くが世界の難関大学に進学し、各国で活躍している。 https://torufun.amebaownd.com/ 【主な共著や監修書】 「世界標準の子育て」(ダイヤモンド社) 「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」(大和書房) 「失敗に負けない『強い心』が身につく 世界標準の自己肯定感の育て方」(KADOKAWA) など