「肩や腰がつらい」ママパパへ！　子育て・家事・仕事しながら使える「超極楽マッサージ家電」BEST３はコレ〔専門家が厳選〕

乳幼児を育てるママパパは、子どもの抱っこや外出時の重い荷物で、肩や腰は常に負担がかかりがち。さらに冬の間は寒さで肩に力が入り、体がガチガチに固まるという人も多いでしょう。

電動マッサージチェアも魅力的ですが、子育てに奔走中のママパパは、一人座ってくつろげる時間はほぼ皆無（涙）。

家事しながら、抱っこしながら、授乳しながら、あるいは子どもに読み聞かせをしながら等々、“◯◯しながら”使えるマッサージ家電は、あるのでしょうか？

「大丈夫！　ありますよ～。最近は、“ながら”対応できるマッサージ家電が増えてきました。たとえば、肩に乗せておくだけ、首回りに巻いておくだけで勝手にマッサージしてくれるものなど。これなら、家事をしながら、赤ちゃんを抱っこしながら、いつでも使えます」（家電ライター田中真紀子さん・以下同）

では、肝心の使い心地は？

田中さんは、「特に最近は人にもんでもらっているような心地よさ」を再現できているものが増えてきたと話します。

「たとえばもみほぐし系では、複数のもみ玉がつかんだり離したりするような動きをしたり、両親指で連続してもみほぐしているような動きをしたりと、機械とは思えない精緻な動きが特徴的です。

なかでも肩まわりをもみほぐせるタイプは、好きな部位に当てられるものが多く、肩だけでなく腰や足の裏、ふくらはぎなどもケアできる製品も多様にあります。その形状も、シートタイプ、肩かけタイプ、クッションタイプなど実にさまざま。

肩こりでは、ピリピリとした刺激が感じられる低周波治療器が昔からありますが、最近は高周波治療器に注目が集まっています。高周波は低周波のようなピリピリ感がなく、筋肉の奥、血管に作用するため“一日中使うこともできる”という愛用者の声がよく聞かれます」

特に進化を感じるのは、フットマッサージャーだそうです。

「ベッドで寝たまま使えるものが増えました。日中はゆっくりする時間がない人も、一日の終わりに寝室で使い、リラックス。外せばそのまま寝られるのもいいですね。

フットマッサージャーの中にはエアバッグの空気圧でもみほぐすタイプもありますが、ピンポイントな刺激は得られにくいので、物足りないと感じる人もいると思います。その場合、ぜひ“もみ玉搭載タイプ”を選んで。もみ玉を組み合わせるため、空気圧との相乗効果でマッサージの気持ち良さをより実感しやすいのです」

また定番人気となりつつあるマッサージガンも進化していると話します。

「マッサージガンはワンポイント刺激が主流でしたが、最近はアタッチメントの種類が増え、最大で先端が４つあるタイプや面で叩くタイプなどバリエーションが広がっています」

田中さんがイチオシのマッサージ家電BEST３とは？