【東大卒の勉強の達人】が教える 「家事・育児・仕事をしながら勉強」できる 知識がどんどん頭に入る「カンニング法」とは?

勉強の達人が教える 子育てしながら勉強する方法 #2

1日にどのくらいの時間をスマホに費やしているか、自分の日常を見直してみてください。  写真:アフロ
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「時間がない!」という人ほど、実はスマホをダラダラ見ている

勉強したい気持ちはあるけれど、忙しくて時間がないという人は多いものです。しかし、石黒さんは1日の時間の使い方を見直してみると、意外にも多くの時間を費やしていることがあったといいます。

「私の場合、スマホを見ている時間がけっこうありました。リラックスする時間は必要ですが、必要以上にダラダラと画面を見ていることがあったので、スマホを早めにバッグにしまって勉強時間を確保しました」(石黒さん)

スマホを手の届かない場所に置くというのはとてもアナログな方法ですが、勉強時間の確保には実は効果的だと石黒さんは話します。また、見直すべき日常はほかにもあります。

勉強時間の確保のために、見直すべき日常

1 仕事
2 家事
3 子育て

1 仕事

仕事をしている場合は、退社時間を決めて、ダラダラ仕事をしない。仕事を早く終わらせるためにスキルアップを図ったり、ツールを使うなど作業を早める工夫をするのも大事。

2 家事

時短家電や食材の宅配サービス、ミールキットなどを使って、できる限り負担を減らす。ただし、必要な部分は手間を惜しまないことも大切。たとえば、子どもと一緒に家事をすることで、子どもとのコミュニケーションタイムを確保したり、お手伝いをしてもらうことで自立・自律をうながすなど、家事と育児の一挙両得も考えてみる。

3 子育て

パートナーと協力できるなら、週末にパパタイムをつくるなど、ルーティンで子どもの世話を任せる。パパと子どもだけの時間は双方の刺激になるだけでなく、勉強時間がまとまってとれるメリットもある。育児と自分の時間のメリハリがつく分、自分が子どもの世話をするときは思い切り子どもに付き合える。

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