子どもが生まれ、すべてが心配な新生児から半年ほど経てば少しは落ち着くものの、子育てはめまぐるしく、驚きと反省が連続する日々。そんな環境を少しでもラクにできるのが定額制のサブスクサービス。離乳食や、おやつ、子ども服から、保育園のおむつ&おしりふきまで、ちょっとでもパパママの手助けになるような、便利なサブスク4つのサービスをご紹介します!
熟練シェフと栄養のプロの視点で作られた離乳食
子どもたちの心と身体に “ほんとうにやさしいもの”を届けたいと作られた乳児向けフードブランド『the kindest(カインデスト)』。離乳食は、熟練のフレンチシェフがレシピを考案し、小児科医と管理栄養士が監修のもと、子どもの成長過程で不足しがちな必要栄養素まで考慮したメニュー。離乳食初期の「ごっくん期」から「完了期」まで、しっかりとサポートしてくれます。
メニュー例を挙げると「マダイとシラスの中華がゆ」「ツナのミネストローネ」「カツオの竜田揚げみぞれかけ」「ハンバーグと野菜のとまと煮込み」など、想像するだけでおいしそうで、栄養満点と思えるうれしいラインナップです。「離乳食は手作りで愛情をかけなきゃ」と、がんじがらめになるパパママも多いですが、海外では市販品を与える国も多数だとか。適度に便利なサービスを利用して笑顔で子育てしたいですね。
【the kindest DATA】
●初回 月額980円(4パウチ)、2回目以降は月額12939円(20パウチ)
〈送料〉初回のみ無料、2回目以降有料(商品内容や地域によって変動あり)
『the kindest』 https://the-kindest.com
マルシェにあるようなヘルシーでかわいいおやつが自宅に
素材の味をそのまま生かして作られた『snaq.me(スナックミー)』のおやつは、まるでフランスのマルシェに並んでいるような素朴であたたかみのある見た目が特徴的。100種類以上もの中から、好みに合わせて厳選されたおやつが毎回8種類届くので、パッケージを開ける前からドキドキワクワク。子どもと一緒におやつを通したコミュニケーションが生まれます。各おやつは、国内外から厳選した生産者がこだわりを持って作っているというのも魅力的。
【snaq.me DATA】
●4週に一度プラン1箱 月額1980円
〈送料〉無料
『snaq.me』https://snaq.me/
架空の通貨「ROBE」で子ども服を譲り合い
子どもの服ってすぐにサイズアウトして、着られなくなったものがあふれがち。『KIDSROBE(キッズローブ)』では、「あまり着なかったからキレイだし捨てるのはもったいない」「誰かもらってくれたらいいのに」と考えているパパママと、「そろそろ上のサイズの服がほしい」と思っているパパママをつなぎ、子ども服をかしこくシェア、譲り合いながら、自分のワードローブを整理整頓できるサービスです。
子どもの服や小物1点につき「1ROBE(ローブ)」と架空の通貨が定められており、定額利用料を支払うとKIDSROBEのWEBサイト内にある服や小物を注文できます。注文後、服と一緒に返送用袋が届くので、そこに不要の服を入れて送ることで査定にかかります。査定が通った服の数だけROBEが獲得でき、またそのROBEを使って新たな品を注文できます。会員みんなで子どもの服をどんどん循環させるという、地球に優しいプラットフォームサービスです。
実際に届いた洋服が好みでなかった場合は、次回のシェアに回すことで1アイテムにつき1ROBEが戻ります。(※画像はイメージ、靴の取り扱いはありません)
写真提供:KIDSROBE
【KIDSROBE DATA】
●マンスリープラン 月額 1980円
※毎月注文1回、シェア1回でき、最大8点(8ROBE分)まで利用可能。※入会時、8ROBEプレゼント
●シーズンプラン 3ヵ月2980円
※3ヵ月間に、注文1回、シェア1回でき、最大12点(12ROBE分)まで利用可能。入会時、12ROBEプレゼント
〈送料〉無料
『KIDSROBE』 https://kidsrobe.jp/
保育園でもっと導入してほしいおむつ&おしりふきのサブスク
子どもの通園が始まると、小物や着替えの用意、持ち物のすべてに記名など、さまざまな作業が増えます。そのなかでも、もっとも面倒なのが毎日複数枚持っていくオムツへの記名です。一枚一枚、手書きか名前スタンプを使い、せっせと記名する作業は「できれば誰かにまかせたい!」と思うパパママも少なくないはず。そんな方々に知ってほしいのが、BABYJOB株式会社とユニ・チャーム株式会社が提供するサブスクサービス『手ぶら登園』です。
毎月定額でおむつ&おしりふきが使い放題になるうえ、どちらも保育施設に直接届くためパパママは家での準備が不要。現状、このサービスを利用できるのは、『手ぶら登園』を導入している保育施設限定ですが、毎日持参する荷物量も減り、おむつを管理する保育士たちの手間も軽減できるとても便利なサービスだけに、もっと普及してほしいところです。子どもの保育施設に導入されていないパパママは、園へ提案してみては?
【手ぶら登園DATA】
●ユニ・チャームのオムツ(ムーニー)とおしりふきが使えるSプラン 月額3278円
『手ぶら登園』 https://tebura-touen.com/
※上記の価格はすべて税込表記です。
<コクリコより>
想像もしなかったような些細なことが理由で、心が浮き沈みするのが妊娠から出産、そして子育てです。実際に自身の子育てを振り返っても、離乳食ではパニックになったし、一度も袖を通すことなく処分した子ども服を思い出し、「利用したかった!」と思うサービスばかりでした。
多くのパパママの“子育ての困った”経験から、さまざまなサブスクが生まれきました。これからも新たなサービスが出てくることを期待しつつ、便利なサービスはいっぱい利用して少しでも笑顔になれるような子育てをめざしましょう!
松倉 和華子
編集プロダクション勤務を経て、2017年にフリーランス・編集ライターとして独立。 雑誌、ウェブメディア、オウンドメディアなどを中心に取材記事やインタビュー原稿を執筆。2歳の双子女児の母。
編集プロダクション勤務を経て、2017年にフリーランス・編集ライターとして独立。 雑誌、ウェブメディア、オウンドメディアなどを中心に取材記事やインタビュー原稿を執筆。2歳の双子女児の母。