GWのお出かけには「電子絵本」がおすすめ! 感動からワクワクまで「動物の絵本」5選
150点以上の電子絵本が50%オフ 講談社Kindleキャンペーン実施中
2024.04.25
ライター:山口 真央
もうすぐはじまるゴールデンウィーク! 子どもは旅行や遠出旅行や遠出が楽しみではしゃいでいるけれど、多くの親御さんが不安を感じるのは、目的地までの移動時間をどう過ごすのかということでしょう。
「新幹線で子どもがグズったら?」「渋滞にはまったらどうする?」「動画サイトばかりに頼るのは気が引ける!」などなど、移動時間に関する悩みは絶えません。
旅に出かけても、子どもの世話に気を遣ってリフレッシュできなかったという声も。そんな親御さんにおすすめしたいのは「タブレットで読む電子絵本」です。
この連載では、電子書籍で絵本を読むメリットと、ママライターおすすめの「おしゃれな絵本」「動物の絵本」「元気がでる絵本」をそれぞれ5冊ずつご紹介します。
いまなら150点以上が50%引きで買える! 電子絵本のメリットって?
電子書籍の絵本を購入するメリットは、荷物がかさばらないこと。寝かしつけに絵本をつかっている親御さんも、タブレットさえあれば、何冊もの絵本を持ち歩くことができます。
子どもとのお出かけは、何かと荷物が多くなりがち。Kindleでは2024年4月26日から5月9日までは50%オフで買えるフェアを実施しているので、お気に入りの絵本を電子書籍で購入するのもアリです。
出産前に読書家だった親御さんが、子育て中は疲れて本を読むのが億劫になるという話をよく耳にします。絵本なら文章に美しいイラストが添えられているので、物語がスッと頭に入ります。旅の移動でくたくたに疲れたとき、電子書籍の絵本を読んで、癒やされてはいかがでしょうか。
ここからは50%オフの絵本のなかから、子どもだけでなく大人も楽しめる「動物の絵本」を5冊紹介します!
『最後のおさんぽ』作:大島妙子
死んでしまった犬の「ヒラメ」と飼い主の「わたし」との、最後の散歩を描いた絵本です。かわいいイラストと文章が、たっぷり64ページも楽しめます。
天国までの道中に「わたし」が思い出すのは、「ヒラメ」と過ごした思い出。大好きだったひつじのコート、口紅で顔を真っ赤にしてしまったことなど、愉快で個性的な思い出がいっぱいです。
そして天国にたどり着いたとき、「ヒラメ」を待っていた出来事とは? 『ジローとぼく』(偕成社)、『鬼のサラリーマン』(文:富安陽子、福音館書店)などでも知られる大島妙子さんのイラストは、ユーモアたっぷり。生き物を飼っていたことがある人、これから飼う予定のあるご家族にもおすすめの絵本です。
『ブーちゃん』作:藤城清治
影絵作家として有名な藤城清治さんが、最初に飼った猫のことを、ペンと鉛筆で描いた作品です。
2024年4月に100歳の誕生日を迎えられた藤城さんがこの絵を描いたのは、30歳のころ。人形劇と影絵劇の劇団活動をしながら、「絵本木馬」という小冊子をつくっていた藤城さん。その冊子に連載していた猫のイラストを60年ぶりに発見し、「かわいい!」と感じたことがきっかけとなって、この絵本がつくられました。
猫のブーちゃんがある女の子に飼われてから藤城さんに出会うまでの出来事が、ブーちゃんの目線で、日記形式で綴られています。私の一番のお気に入りは、ブーちゃんが女の子と鼻をくっつけ合うシーン。猫好きな方なら刺さるはず! みなさんも、お気に入りのページを探してみてください。
『ゴリラさんは』作:北村裕花
渋滞で子どもがグズグズしてきたとき、新幹線の時間に飽きてしまったとき。親子の気分転換に読んでもらいたいのが、『ゴリラさんは』です。
大好きなバナナをたくさん抱えたゴリラさん。そんなゴリラさんをお猿さんたちが見つけると、「そのバナナくれ」と言わんばかりに、ゴリラさんをじっと見つめるのです。「ぬん」と無表情で見つめる、お猿さんたちの表情が面白い! 大人もつい笑ってしまいます。
いろんな種類のお猿さんが登場するのも楽しく、みんなにバナナを分けてあげるゴリラさんの優しさにもほっこり。最後には驚きのオチも! 親子でハッピーな気持ちになれること、間違いなしの一冊です。
『クジラの進化』文:水口博也 絵:小田隆 監修:木村敏之(群馬県立自然史博物館)
海の生き物や恐竜が好きな子どもに、おすすめなのが『クジラの進化』。クジラが進化する過程を、壮大なイラストとともに描きあげています。
クジラの祖先は、じつは4本足で歩く「パキケタス」と呼ばれる動物でした。「パキケタス」は浅瀬で餌をあつめるために、泳げるように進化した哺乳類。それから水かきの手がついた「アンブロケタス」、手足がなくなって尾びれができた「バシロサウルス」など、何千万年の時間を超えて、クジラはゆっくりと進化していきます。
クジラの進化をまとめた、系統樹付き。作者の水口さんは、あとがきに「この地球上にくらしていることのすべてが、奇跡」と記しています。生き物の神秘を学べる、唯一無二のディープな絵本です。
『いとしの犬 ハチ』作・絵:いもとようこ
生き生きとして、かわいらしい動物のイラストを描く、絵本作家のいもとようこさん。いもとさんのイラストで育った親御さんも、多いのではないでしょうか。
そんないもとさんが、大正時代に実際にあった「ハチ公」の物語を絵本にしました。渋谷駅にある柴犬「ハチ公」像は、みなさんもご存じですよね。
大学教授である「先生」を、毎日、駅まで送り迎えをしていた犬の「ハチ」。そんなある日、「先生」は大学で病に倒れ、そのまま帰ってくることはありませんでした。しかし「ハチ」は「先生」のお迎えをやめることはなく……。
いもとさんが描く「ハチ」の忠誠心溢れる瞳と全身から溢れ出る悲しみは、読む人を惹きつけます。犬と人間に通う愛を描いた、感動の物語です。
電子書籍の絵本と一緒にお出かけしよう!
電子書籍の絵本は、荷物の多い家族旅行のお供に最適です。また電子書籍化されている絵本には、大人も子どもも楽しめる物語がたくさんあります。
電子書籍の絵本を取り入れて、親子で楽しい気持ちを共有しましょう! 50%オフのキャンペーンは、2024年5月9日まで! この機会にぜひお買い求めください。
山口 真央
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。
幼児雑誌「げんき」「NHKのおかあさんといっしょ」「おともだち」「たのしい幼稚園」「テレビマガジン」の編集者兼ライター。2018年生まれの男子を育てる母。趣味はドラマとお笑いを観ること。