GWのお出かけには「電子絵本」がおすすめ！　美しさに癒やされる「おしゃれ絵本」５選

もうすぐはじまるゴールデンウィーク！　子どもは旅行や遠出が楽しみではしゃいでいるけれど、多くの親御さんが不安を感じるのは、目的地までの移動時間をどう過ごすのかということでしょう。

「新幹線で子どもがグズったら？」「渋滞にはまったらどうする？」「動画サイトばかりに頼るのは気が引ける！」などなど、移動時間に関する悩みは絶えません。

旅に出かけても、子どもの世話に気を遣ってリフレッシュできなかったという声も。そんな親御さんにおすすめしたいのは「タブレットで読む電子絵本」です。

この連載では、電子書籍で絵本を読むメリットと、ママライターおすすめの「おしゃれな絵本」「動物の絵本」「元気がでる絵本」をそれぞれ５冊ずつご紹介します。

電子書籍の絵本を購入するメリットは、荷物がかさばらないこと。寝かしつけに絵本をつかっている親御さんも、タブレットさえあれば、何冊もの絵本を持ち歩くことができます。

子どもとのお出かけは、何かと荷物が多くなりがち。Kindleでは2024年４月26日から５月９日までは50％オフで買えるフェアを実施しているので、お気に入りの絵本を電子書籍で購入するのもアリです。

出産前に読書家だった親御さんが、子育て中は疲れて本を読むのが億劫になる​という話をよく耳にします。絵本なら文章に美しいイラストが添えられているので、物語がスッと頭に入ります。旅の移動でくたくたに疲れたとき、電子書籍の絵本を読んで、癒やされてはいかがでしょうか。

ここからは50％オフの絵本のなかから、子どもだけでなく大人も楽しめる「おしゃれな絵本」を５冊紹介します！

みずみずしいりんごが表紙に描かれていますが、じつはこのイラスト、浮世絵と同じ「木版画」の手法で摺られています。

絵本には、みかん、バナナ、ぶどうなど、そのままの果物と皮をむいた果物が、ページごとに掲載されます。最後には食いしん坊の子どもにはたまらない、ワクワクする展開が！　食べることが大好きな子どもに、楽しんでほしい絵本です。

「彦坂木版画工房」としても活動する彦坂有紀さん、もりといずみさんのお二人は、食品のパッケージや広告のイラストなども手がける大人気のイラストレーターです。

果物の質感をみごとに再現したイラストは、「木版画」の概念を覆します！　子どもが楽しめる絵本としてだけではなく、木版画の作品集としても楽しめる一冊です。

もし自分の家に「ちいさなゾウ」が住んでいたら……？　そんな妄想を搔き立てられる、ドリーミーな絵本です。

「ちいさなゾウ」の悩みは、大好物のクローバーの食べ過ぎで、体が少し大きくなってしまったこと。寝床にしているマッチ箱はぎゅうぎゅう。「ちいさなゾウ」は新しい寝床を得るため、家の中を冒険します。

「ちいさなゾウ」がかわいいのはもちろんのこと、絵本に登場する家具や植物がとってもおしゃれ！　ユニークなお話だけでなく、美しい色で描かれたイラストも存分に楽しめます。

最後に「ちいさなゾウ」が寝床に選んだものとは？　寝る前の読み聞かせに、ぴったりの一冊です。

ひげがものすごく長い猫「みゃあ」の、キュートなぼやきが書かれた作品。手がけたのは、お菓子のパッケージイラストなどでも有名な北澤平祐さんです。

北澤平祐さんのイラストには、猫やリボン、お花などが描かれ、そのどれもに乙女心をくすぐられます。色数を限ってのイラスト表現も、またおしゃれですね。

絵本を開くと、ページいっぱいにびよーんと伸びた「みゃあ」のひげ。子どもたちは、ひげを線路にして電車を走らせたり、縄跳びをしたりして遊んでいるけれど、「みゃあ」はストレスを抱えているみたい。

煩わしいひげが突然なくなったとき、「みゃあ」はどうなるのでしょう。自分らしさや個性について、ふっと考えたくなる一冊です。

しもかわらゆみさんは、動物をリアルに、そしてかわいらしく描く絵本作家。海外の子どもたちにも大人気で、中国、ベトナム、ドイツ、フランスなど、９ヵ国で翻訳されています。

小さな生き物が、友達から「だいすき」と言われたら……？　そして、「だいすき」と言われた喜びは連鎖して……最後のページは、涙なしでは読めません。

「生き物が実際にする動き」にこだわりを持って描く、しもかわらさん。ひよこ、ねずみ、うさぎたちが全身で喜ぶ姿には、とってもリアリティがあります。生き物の毛並みを１本１本描く、細やかなタッチも魅力です。

育児にちょっと疲れたなと思ったとき、この絵本を開いてほしい。愛の本質を思い出せる絵本です。

子どもがなかなか寝つかない日、さわがしい心を、ゆっくり鎮めてくれる絵本です。

眠れない夜に窓の外を見ていたら、街を背泳ぎしている子どもがあらわれた！　追いかけていたら、いつのまにか自分も背泳ぎできるようになっていて……。２人の子どもが背泳ぎする様子が、ポップかつ優しく描かれています。

注目してほしいのは、近藤未奈さんの描く、ふんわりとした街の風景。丸みのある建物は、トランポリンのような柔らかさを想像させます。

読んだあとは「もしも、泳いでいる子どもを、窓から見つけたらどうする？」と親子で会話をしながら、ゆっくりと眠りにつけるでしょう。翌朝、「街を泳ぐ夢を見られた？」などと夢の話をしても、楽しいかもしれません。

電子書籍の絵本は、荷物の多い家族旅行のお供に最適です。また電子書籍化されている絵本には、大人も子どもも楽しめる物語がたくさんあります。

電子書籍の絵本を取り入れて、親子で楽しい気持ちを共有しましょう！　50％オフのキャンペーンは、2024年５月９日まで！　この機会にぜひお買い求めください。