
【平成女児ブーム】現役大学生が語る! あのころハマった青い鳥文庫のベストセラー「黒魔女さんが通る‼︎」が胸アツすぎる!
【第1回】「黒魔女さんが通る!!」シリーズ 作:石崎洋司 絵:藤田香、亜沙美
2025.05.24

そもそも「平成女児」ブームとは?
「平成女児」とは、様々な定義がありますが、一般的には2000年~2015年前後に小学生中学生であった女子たちのことを指すことが多いようです。つまり、平成生まれ、特にZ世代(1990年代後半から2000年代前半に生まれた世代のこと)の女児たちのこと。
今、その世代が20歳~30歳前後になり、懐かしのゲームやキャラクターが続々リバイバルしています。
デザインなどのかわいさ、新鮮さで、あのとき女児だった女性だけでなく、令和のJS~JKも魅了。
現在はポップアップショップなども続々開催されており、彼女たちの心をくすぐる懐かしくかわいいデザインが世間を席巻しています。


「平成女児」が絶対読んでいた! 青い鳥文庫の懐かしい人気シリーズを紹介
本好きでない子も友だちと貸し借りしあって読んでいたほど、女児のみならず小学生みんなに大流行したのが青い鳥文庫。図書室では争奪戦が繰り広げられ、新刊が出るたびに話題沸騰でした。
2025年5月現在大学3年生、平成15年生まれの筆者も小学生時代はしっかり読みふけりました。
内容の面白さはもちろん、キャラクターや挿絵も素敵で、「かわいい」が大好きな心をつかまれた方も多いはず。
そんな懐かしの青い鳥文庫の名作を、全5回にわたってご紹介!
今回は当時小学生に圧倒的人気を誇った「黒魔女さんが通る!!」シリーズ(作:石崎洋司 絵:藤田香、亜沙美)をピックアップします!
「黒魔女さんが通る!!」シリーズ
作:石崎洋司 絵:藤田香、亜沙美

どんな本?
ちょっぴり冷めている小学5年生のチョコが、ひょんなことから黒魔女修行をすることに!? ギュービッドさまやクラスのみんなとドタバタな毎日を過ごすチョコの黒魔女修行と成長をえがく、涙あり、笑い大ありの人気シリーズ。
2012年4月4日から2014年2月19日までテレビアニメもEテレで放送され、瞬く間に話題となりました。
2005年に第1巻が発売され、5年1組シリーズ20巻、6年1組シリーズ21巻、ギュービッドさまの大おばギューバッドのお話3巻、桃花ちゃんのお話3巻、最新作のスピンオフなどふくめ53冊にのぼります。
近年「平成女児が夢中になったキャラクター」に関するポストがXでバズり、黒魔女さんも人気だったコンテンツとして懐かしまれました。その際、2022年に完結したということで「いつの間に!?」となった人も多かったもよう。
平成女児的推しポイントはココ!
とにかくキャラクターが個性豊かで、絶対に推しが見つかる!! 大形くん、東海寺くん、麻倉くん、そしてギュービッドさまが初恋の女子もいるはず。
また、おやじギャグを多用した魔界のアイテムや魔法が小学生受けばつぐんでとにかく面白すぎる。抱腹絶倒間違いなし。小学生のとき、友だち同士で黒魔法を覚えて唱えたりしていました。
石崎先生の新しいシリーズも面白い!
「黒魔女さん」は完結しましたが、青い鳥文庫から続々刊行されている石崎先生の新シリーズも超・面白いのでぜひチェックして!
「JC紫式部」シリーズ
作:石崎洋司 絵:阿倍野ちゃこ

どんな本?
主人公の彩羽が転校してきた学園には、平安時代からタイムスリップしてきた紫式部がいて!? イケメン高校生の道長さんに助けられたり、ホラーな出来事が続いたり。この学園、なんかヘン!? 平安×学園の、勉強にもなる新感覚ラブコメ小説!
青い鳥文庫はいつでも小中学生とともに
創刊以来、常に小中学生とともに歩んできた青い鳥文庫。平成女児世代に刺さりまくる名作ぞろいなんです。この機会に読み直してみるのも面白いかも?
もちろん、令和の小中学生にも大人気。青い鳥文庫のこれまでとこれからに目が離せません!
