めざせ作家デビュー! 創作のコツと選考のヒミツ 「講談社児童文学新人賞」受賞作家オンライン座談会

年齢制限なし! 執筆経験ゼロでもOK! 児童文学作家になるためにホントウに大切なこと

児童図書編集チーム

本イベントは終了しました。ご参加ありがとうございました。

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作品が生み出される「ワクワク」をお伝えします

児童書の業界ですでにベテランの域に達していて、たくさんの作品群をお持ちの作家さんたちから、よくこんなことを言われます。

「もう昔のことだけど、講談社児童文学新人賞とは御縁がなかったのよねえ……」

すでに新人賞の受賞歴がどうとかなんてナンセンスというか、そんな段階は飛び越えてはるか彼方というキャリアの持ち主である作家さんたちです。その人たちが、そんなことをおっしゃるのを聞いて、手前味噌にはなるのですが、弊社の児童文学新人賞は、かなりの存在感を持っているのだなと確信しました。

と同時に、こちらの身が引き締まる思いもいたしました。毎年、主催している側なのですが、それほどの重みを持つ賞なのだなと……。

このたびのイベントは、私たち主催者側にとっても、「講談社児童文学新人賞」の存在意義を改めて確認できる貴重な機会となります。登壇するのは、昨年、2021年に新人賞の本賞、佳作を受賞された3人。彼らが、作品を生み出すまでの緊張と躍動感、そして受賞してから応募作を一冊の本に仕上げるまでの苦しみとワクワクをリアルに伝えてくれます。

それは、選考する私たちも聞いたことのない生声です。

そして、その本音は、これから作品を応募しようとしている未来の作家さんたちへのエールになるだけではなく、児童書というジャンルを愛し、読んでいただいているみなさまにとっても、読書に新たな視点を加える一助になるかと思います。

この文学賞、応募をされるのに年齢を気にする必要はございません。年齢制限ナシです。
もちろん、「小説なんて書いたことない」という人でもウェルカムです。どんどんチャレンジしてください!

必要なのは、「どれくらいの年齢の、どんな子たちに作品を届けたいのか」という気持ちを固めること。それ、ひとつです。

なんだか寒くなってきました。家にこもって本を読むのにぴったりの季節ですが、お部屋にこもって児童書を執筆……なんていうのも、ちょいとオツではありませんか?

これをきっかけに、ぜひ、児童書の世界をのぞいてみてください。

講談社 児童図書編集チーム
編集長 片寄太一郎

こんな方にオススメです

①児童文学作家になりたい方

②講談社児童文学新人賞への応募を検討している方

③児童文学ファン・登壇作家のファンの方

児童文学作家への登竜門 【講談社児童文学新人賞】とは

講談社児童文学新人賞は、子どもたちのための、オリジナリティあふれる作品を発掘する新人賞です。1959年に講談社創立50周年記念の文学賞として創設、現在では児童文学作家の登竜門として知られています。

これまでの受賞作は、松谷みよ子 『龍の子太郎』(第1回)、福永令三 『クレヨン王国の十二カ月』(第5回)をはじめ、柏葉幸子『気ちがい通りのリナ』(『霧のむこうのふしぎな町』に改題して刊行:第15回)、斉藤洋 『ルドルフとイッパイアッテナ』(第27回)、また森絵都『リズム』(第31回)や椰月美智子 『十二歳』(第42回)など、児童文学から一般文芸まで幅広く活躍する作家・作品を輩出しています。

登壇者紹介

鳥美山 貴子(とりみやま たかこ・児童文学作家)

1983年、秋田県出身。39歳。秋田県湯沢市在住。高校卒業後、アルバイトや会社勤務を経て、現在、主婦。第34回家の光童話賞、「たんぼオーケストラ」で優秀賞受賞。第35回家の光童話賞、「ひいばあの手」で佳作受賞。第23回ちゅうでん児童文学賞、「グレフル+ムーン」で最終候補選出。『黒と白の対角線~おりがみおとぎ草子~』(『黒紙の魔術師と白銀の龍』に改題して刊行)で第62回講談社児童文学新人賞を受賞。

命を宿すおりがみと少年たちの友情をあざやかに描いた『黒紙の魔術師と白銀の龍』(受賞作『黒と白の対角線~おりがみおとぎ草子~』を改題)

林 けんじろう(はやし けんじろう・児童文学作家)

1974年、広島県出身。47歳。奈良県北葛城郡在住。大阪芸術大学・大学院修士課程修了。現在、会社員。2020年、第17回ジュニア冒険小説大賞、大賞受賞。2021年4月14日、受賞作である「ろくぶんの、ナナ」刊行(岩崎書店)。『星屑すぴりっと』で第62回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

尾道に住む少年が、いとこのために京都を目指すロードムービー的小説『星屑すぴりっと』

東 曜太郎(ひがし ようたろう・児童文学作家)

1992年生。千葉県出身。30歳。一橋大学社会学部卒業。エディンバラ大学国際関係専攻修士課程修了。『カトリとまどろむ石の海』(『カトリと眠れる石の街』に改題して刊行)で第62回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

19世紀後半のスコットランドの都市、エディンバラを舞台にした冒険ファンタジー『カトリと眠れる石の街』(受賞作『カトリとまどろむ石の海』を改題)

【司会】片寄 太一郎(かたよせ たいちろう・講談社児童図書編集チーム編集長)

新聞記者、放送記者を経て講談社に入社。そこから「週刊現代」、今はなき「月刊現代」、そして「FRIDAY」の編集を経て、児童書の編集者になったという変わりダネ。児童書の編集部に異動してから、フィクションとノンフィクション、両面の子どもの本を編んだり、マンガやアニメのノベライズを世に出したりして、気がつけばもうすぐ丸10年という感じです。2020年の夏から児童図書編集チーム(児童文学新人賞を主催する部署)の編集長をやっております。

WEBセミナー概要

【イベント名】
めざせ作家デビュー! 創作のコツと選考のヒミツ
「講談社児童文学新人賞」受賞作家オンライン座談会
【登壇者】
鳥美山 貴子(児童文学作家)
林 けんじろう(児童文学作家)
東 曜太郎(児童文学作家)
【司会】
片寄 太一郎(講談社児童図書編集チーム編集長)
【日時】
2022年12月14日(水)20時00分〜21時00分
【参加資格】
講談社コクリコCLUB会員限定
【費用】
無料
【配信形式】
Zoomを使ったオンラインライブセミナー
【主催】
株式会社講談社

※セミナー中に参加者の方の顔出しはありません。
※お申し込みの際に、登壇作家への質問を募集しています。ただし、時間に限りがあるため、いただいたすべての質問にお答えすることができない場合があります。あらかじめご了承ください。

申し込み方法

講談社コクリコCLUB会員の方

①下の「申し込みページはこちら」ボタンから申し込みページに進んでください。申し込みページにアクセスするためには、講談社コクリコCLUBへのログインが必要になります。講談社コクリコCLUBにご登録のメールアドレスとパスワードをご用意ください。

②申し込みフォームに必要事項を記入し送信してください。

③申し込みフォームを送信いただくと、当日のセミナー参加に必要なURLを記載した応募完了メールを差し上げます。メールの到着をもって、申し込み完了となります。

講談社コクリコCLUB会員でない方

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本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom(https://zoom.us/)」を使⽤して配信します。事前にZoomアプリまたはWEBブラウザ(Google Chrome推奨)がインストールされたPC/モバイル環境をご⽤意ください。開催⽇時となりましたら、応募完了メールにあるURLよりZoom会場にログインのうえ、お待ちください。

セミナー申し込みでプレゼントに応募できます

コクリコオリジナルデザインの図書カード1,000円分を合計10名様にプレゼントします。

※セミナー開催後にWEBアンケートに回答していただくことがプレゼントの応募条件になります。

お問い合わせ先

講談社「コクリコ」セミナー事務局
seminar_cocreco@kodansha.co.jp​​​​

※本セミナーに関するお問い合わせ先となります。「講談社児童文学新人賞」に関するお問い合わせにはお答えできません。

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じどうとしょへんしゅうちーむ

児童図書編集チーム

講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR

講談社 児童図書編集チームです。 子ども向けの絵本、童話から書籍まで、幅広い年齢層、多岐にわたる内容で、「おもしろくてタメになる」書籍を刊行中! Twitter :@Kodansha_jidou YA! EntertainmentのTwitter :@KODANSHA_YA_PR