2025年度子どもに読ませたいのはコレ! 200万部を突破した「おばけずかん」作者の新シリーズ「ふしぎながっちゃん」が子の心を育てる理由

斉藤洋さんインタビュー

ライター:山口 真央

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200万部を突破した「おばけずかん」シリーズの作者、斉藤洋さんが贈る新シリーズ「ふしぎながっちゃん」。

「ガシャッ! ゴロン! ポン!」と、カプセルから出てきた不思議ないきもの、がっちゃんが、カプセルトイを回した子どもたちの、夢をかなえるお話です。

子どもたちの夢がかなうワクワク感だけでなく、クスリと笑えて、時には子どもにとって大事なことも教えてくれます。

作者の斉藤洋さんに、「ふしぎながっちゃん」シリーズを描いたきっかけや、子どもたちに伝えたいことなどを伺いました!

カプセルトイで遊ぶ人を見ると心配しちゃいます

(『ふしぎながっちゃん ゆめをかなえるカプセル』より)

──「ふしぎながっちゃん」シリーズを描いたきっかけを教えてください。

斉藤:カプセルトイって、とっても人気ですよね。子どもだけじゃなく、大人もハマっている。

街中で熱心に遊んでいる人たちを見て、カプセルトイが登場する物語を描いてみようと思いました。

でも、カプセルトイって、自分がほしくないものが出てくる可能性もあるでしょ?

同じものばっかりが出てきたらどうするんだろうって、余計なお世話ですが、遊んでいる人を見るとちょっと心配になります(笑)。

斉藤洋が子どもたちに「伝えたいこと」

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