毎日20分だけ1人の子どもの話を100%聞く【親子のクオリティタイム】で親子関係がみるみるよくなる 

信頼関係を深める「アクティブリスニング」で変わる親子の未来 #2

親子で聞き合う時間を持つことがとても大切です。  写真:Paylessimages/イメージマート

ビジネスの最前線で多くのリーダーを成功に導いてきた赤羽雄二さんが実践している「アクティブリスニング」は、相手の気持ちをくみ取りながら、問題解決につなげることができるコミュニケーション方法です。赤羽さんは、このテクニックが家庭でのコミュニケーションにも効果を発揮すると推奨しています。

連載第2回は、アクティブリスニング初心者にオススメの「親子のクオリティタイム」を紹介。それを通じて、子どもと信頼関係を深める具体的なコミュニケーション術を紹介します(全3回の2回目)。

※全3回の第2回(第1回第3回を読む/公開日までリンク無効)

◆赤羽 雄二(あかば ゆうじ)
ブレークスルーパートナーズ株式会社マネージングディレクター。東京大学卒業後、コマツ入社、スタンフォード大学院留学を経てマッキンゼーに入社。マッキンゼーでは韓国LGの世界的躍進を支援。現在はベンチャー支援や経営改革、経営幹部育成に取り組む。44万部突破の『ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』など著書多数、国内外で計138万部を売り上げている。

初心者にオススメの「親子のクオリティタイム」って何?

アクティブリスニングによって、「無口だった子どもが、幼稚園での様子をたくさん話してくれるようになった」「子どもが自分の考えをきちんと伝えられるようになった」など、うれしい変化が赤羽さんのもとには届いているといいます。 そのアクティブリスニングの最初の一歩、「親子のクオリティタイム」とは、どのようなものなのでしょうか?

次のページへ 「親子のクオリティタイム」とは?
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