国語力ゼロ、数学大得意の偏向型ギフテッド。浮きこぼれ男子の自己肯定感の高め方とは?

【コーチング子育て】子どもの個性を見抜き、教えずに導く方法 #4

SoZo株式会社 代表取締役:あつみ ゆりか

できないところを伸ばす、はダメ! 夢中になれる分野への時間を増やす

そんな環境の中、偏向型ギフテッドの子どもの才能をどう伸ばしていくか。ここは親がきっちり並走する必要があると感じました。これこそコーチング子育ての出番です。

まず国語力は最低限で良い、と割り切りました。学校では、いわゆる取り出し授業という「学びの教室」という場に通わせ、識字力を上げるトレーニングはしていただきましたが、その程度にしておきます。

一方、得意な数学的観点は公文で数学をやらせて伸ばしました。普通の塾では数学でも文章問題があり、「得意だ」という感覚を持ちにくいと考えたからです。

またレゴが好きだったこともあり、プログラミングのロボット教室に小学校3年生から通わせました。好きなことには何時間でも向かっていられる集中力が長男にはあったので、勉強を趣味や遊びの延長線上と捉えさせたかったのです。

また周りと比較すると「できない」経験が多いことから、自己肯定感を高めるための声がけを頻繁にしていきました。

「人にはいろんな脳みその形があってね、国語系は頭に入りにくい構造みたい。その代わり、算数は天才なんだって。検査で証明されてるから!」
「ロボットには数学がいっぱい出てくるから、きっとロボット博士になれるね!」


というように、事あるごとに言ってきました。また、親のひいき目だけでなく公的な評価も重要と考え、ロボットのコンテストにも参加させました。結果、見事に入賞するなど成功体験も得ることができました。

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