〔離乳食中期〕2回食への上手な移行 大人の食事からの取り分け術を〔管理栄養士〕が伝授

管理栄養士に聞く、段階別の離乳食のポイントと進め方 #3 ~離乳食中期の進め方編~ (2/4) 1ページ目に戻る

管理栄養士:中村 美穂

【離乳食中期】移行のポイント

離乳食中期に移行する目安は、生後7ヵ月ごろ。個人差はあるものの、このころの赤ちゃんは、活発に動き回ったり、おすわりができるようになったりします。また、乳歯が生え始めるなどの変化も見られるでしょう。

写真:mon_printemps_fleuri/イメージマート
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【赤ちゃんの目安】
・ヨーグルトくらいの固さの食材を、舌を使って押しつぶして飲み込むことができる

・1回に食べられる量が大さじ3程度

「離乳食の開始時期によって2回食に移行するタイミングは異なるので個人差はあるものの、本格的に2回食になる目安となるのが中期です。

また、初期は母乳・ミルク以外の食べ物に出合い、飲み込んだり、舌ざわりや味に慣れたりするための練習の時期でしたが、中期になると本格的に食事が始まります」
(中村先生)

【離乳食中期】のポイント

離乳食中期を進める際は、下記の9つのポイントを押さえておくといいでしょう。

①調味料は使わず、出汁や食材に含まれる旨味のみ

②1日2回、授乳前に与える

③離乳食の後は、母乳やミルクを好きなだけ与えていい(母乳やミルクを減らさなくていい)

④水分補給のため、味つけ前の味噌汁、煮汁などの汁物を足すといい。お湯や薄めた麦茶でもOK

⑤初めての食材は、食物アレルギーの確認のため1回につき1種類、1回目の離乳食(午前中)にする

⑥食物アレルギーの可能性を考えて、初めての食材は小児科を受診可能な時間に与えるといい

⑦ベビーフードを活用してもOK

⑧ハチミツや黒糖にはボツリヌス菌が含まれる可能性があるため、1歳未満の乳児には与えない

⑨食器や調理器具を使用したらきれいに洗って乾燥させる(煮沸、または熱湯をかけて消毒する

【離乳食中期】進め方のコツ

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