「11時間保育」は大人でも疲れる…保育の専門家・大豆生田先生が教える「帰宅後の修羅場」の処方箋

育児の「困った」を解決する4つのポイント【長時間保育#後編】

髙崎 順子

イラスト:ハラユキ
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子育て世帯の多くが共働きになっている今。夫婦でフルタイム勤務という保護者も増えて、子どもたちの延長保育や預かり保育のサービスが拡充しています。

長く預けられるのはありがたいけれど、平日に親子で過ごす時間はやはり減ってしまうのが、悩ましいところ。

子どもが寂しいのではないかな、長時間の保育は疲れるのではないかな、との心配が頭をよぎったり、寝かしつけまで「早く早く!」と急かす状況に罪悪感を抱いたり。

長時間保育が当たり前になった今、限られた親子の時間を楽しく笑顔で過ごすには、どうすればいいのでしょうか。

保育が子どもに与える影響や、平日の夜・週末の家庭生活を無理なく整えるための具体的なポイントは?

大豆生田啓友先生(玉川大学WEBサイトより)

今回お話を聞いたのは、NHKの番組「すくすく子育て」でおなじみの大豆生田啓友(おおまめうだ・ひろとも)先生(玉川大学教育学部教授)。子ども・子育て支援に関する国の有識者会議のメンバーで、保育学の第一人者です。

この記事では、保育の場で育つ子どもたちについての基礎知識から、目からウロコの子育てアドバイスまで、令和の親子の暮らしを助けるヒントと、育児の「困った」を解決する4つのポイントをご紹介します。

集団保育が子どもに与える影響

現代の日本では、1・2歳児の半分以上、3歳以上の子どもの大半が、保育園・幼稚園・こども園など、「集団での保育の場」に通っています。(※1)

自宅の外で、家族ではない大人や子どもたちと生活することは、子どもたちにどんな影響を与えるのでしょうか?

集団保育が子どもに与える「良い影響」とは?

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