1歳から1歳6ヵ月ごろの「離乳食」完了期の進め方 「誤飲」を防ぐ食材の切り方と工夫

管理栄養士に聞く、段階別の離乳食のポイントと進め方 #5 ~離乳食完了期の進め方編~ (3/4) 1ページ目に戻る

管理栄養士:中村 美穂

進め方のコツ

完了期のタイムスケジュールの一例は以下になります。

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食事と食事の間は3~4時間くらい空け、なるべく決まった時間に与えるようにします。

なお、卒乳後の赤ちゃんには、下記のスケジュールを参考にしてください。

「おやつは3度の食事で足りない分を補う『補食』です。お菓子や甘いものではなく、おにぎりや芋などの軽食やヨーグルト、果物などを与えるといいでしょう」(中村先生)

食材の量・大きさ・柔らかさ

離乳食後期の食材の大きさ・やわらかさ・量の目安をチェックしましょう。

【主食】
・軟飯(2倍がゆ)90g~やわらかめのごはん80g
・食パン8枚切り1枚
・うどん1/2玉

「歯ぐきでかめる、またはスプーンで簡単に切れるくらいのやわらかさが目安です。

さまざまな炭水化物を食べられるように、軟飯や2cm幅の食パンスティック、やわらかく茹でて2~4cmの長さにカットしたうどんなどをあげましょう。

やわらかめに炊いたごはんでおにぎりにしてもOKです。持ちやすく、食べやすい小判形や、やや細長にするとよいですよ。

手づかみ食べの食材は、赤ちゃんが食材を握ったときに頭が出る長さがあるとよいでしょう」
(中村先生)

軟飯  写真:中村美穂

【主菜】
・鶏ささみ15~20g
・魚15~20g
・豆腐50~55g
・卵1/2~2/3個

「肉類は5mmサイズに、魚は1cmサイズに切ったものを与えます。パサついたものは赤ちゃんが飲みこみにくいので、スープに混ぜたり、とろみをつけたりするといいでしょう。

肉または魚と野菜を一緒に煮込んだものをあんかけにして軟飯に載せるといった『オールインワン』もOKですよ」
(中村先生)

ハンバーグ  写真:中村美穂

【副菜】
・野菜40~50g
・果物20~30g

「ほうれん草や小松菜などの葉野菜は、5mm~1cmサイズにカット。根菜の場合は7mm角の角切りや1cm×5cm程度のスティックにして与えます。

赤ちゃんが手づかみやスプーンで食べやすい形に調理するのもポイントです」
(中村先生)

にんじん角切り  写真:中村美穂

誤飲に注意!

離乳食完了期の赤ちゃんは食べられるものが増えていますが、下記の食材は誤嚥の可能性があり、離乳食では与えないようにしましょう。

・ナッツ類(そのままはNG。パウダーやペーストで他の食材に混ぜて加熱してあるものは1歳ごろからOK)
・もち(小さくしても喉に張り付きやすいためNG)
・豆類(そのままはNG。やわらかくゆでてつぶし、食べやすいものに混ぜればOK)
・ミニトマト(そのまま与えず、4等分する。皮は湯むきするとよい)
・巨峰(そのまま与えず、皮をむいて刻めばOK)

外食時や大人のごはんから取り分ける際にも注意が必要です。味の濃さにも気をつけましょう。

1日の献立例

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