――自分の肌や体質の特徴がわかっていれば、凝ったケアはしなくてもいいのかもしれませんね。ほかに、心がけていることはありますか?
松山さん「特に何もしていないのでお恥ずかしいのですが、疲れをためないこと、便秘をしないこと、体を冷やさないこと、食べ過ぎが続いたら野菜やデトックス効果のある食材を摂る、などでしょうか。
便秘になると肌が荒れてしまうので、自家製のキムチやぬか漬け、ヨーグルトなどの発酵食を食べるようにしています。冷えも万病のもとなので、冷たいものは取らずに、飲み物は基本常温。根菜やしょうがなど、体を温める食材を積極的に食べますね。
あと、メンタル面ではストレスをためないこと。実は双子が小学1年生のころ、人間関係のストレスで腸炎になり、1週間入院したことがあるんです。入院中、双子は小学校があるので自宅で夫がみて、保育園組のふたりは私の実家に預けてと、子どもたちは分かれて生活したのですが、家の中がグチャグチャになるなど、とても大変でした。
その時に『私が倒れちゃいけないんだ』と痛感して以来、人間関係もあまり考えすぎないように。そのほかのことでもムリせず、ストレスをためないように意識しています。心が健康じゃないと、体も健康ではいられないですからね」
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小さなアイデアの積み重ねで、限られた時間を上手に使っている松山さん。ほんの少しでも自分時間を確保して気持ちを満たすことが、心の充実につながっているようです。
気になる美容&健康法は、ストレスをためないこと。そして、内側からケアすること。料理家さんらしい“食”による健康管理法は、ぜひお手本にしたいところです。
第3回は、4児を育てる松山さんの子育て体験談を詳しく伺います。
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※松山さんのインタビューは全4回。
#3は22年3月18日、#4は3月20日公開予定です(公開日までリンク無効)。
#3 「ベビーカー邪魔!」双子ママの料理家が味わった 心ない声と救われた言葉
#4 きれいの秘密は「食」にアリ? ママ料理家・松山絵美の食へのこだわり
#1 4児ママで人気料理家・松山絵美「育児家事仕事を楽しむにはムリしない」
星野 早百合
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。
編集プロダクション勤務を経て、フリーランス・ライターとして活動。雑誌やWEBメディア、オウンドメディアなどで、ライフスタイル取材や著名人のインタビュー原稿を中心に執筆。 保育園児の娘、夫、シニアの黒パグと暮らす。
松山 絵美
1980年生まれ。料理家。12歳(2009年生まれ)の双子の長男・長女、9歳(2012年生まれ)の次女、7歳(2014年生まれ)の次男と、4児の子育て中。モットーは『身体も心も元気に楽しく美しく』。 間違ったダイエットで身体を壊した経験から、食の大切さを伝えるべく、季節の食材を使ったヘルシーな料理を提案。時間をかけずに身近な食材で作れるレシピが好評で、企業やメーカーのレシピ開発、料理教室なども行う。 薬膳漢方マイスター、利酒師、ワインソムリエ、チーズコーディネーターなど、食に関するさまざまな資格を持つ。著書に『4児ママ・松山さんの薬膳効果つき やみつき節約めし』(主婦と生活社)、『松山絵美のカンタンなことしかやらないレシピ』(ワン・パブリッシング)。 ブログ 4児ママの愛情ごはん Instagram emi.sake Nadia 松山絵美のレシピルーム
1980年生まれ。料理家。12歳(2009年生まれ)の双子の長男・長女、9歳(2012年生まれ)の次女、7歳(2014年生まれ)の次男と、4児の子育て中。モットーは『身体も心も元気に楽しく美しく』。 間違ったダイエットで身体を壊した経験から、食の大切さを伝えるべく、季節の食材を使ったヘルシーな料理を提案。時間をかけずに身近な食材で作れるレシピが好評で、企業やメーカーのレシピ開発、料理教室なども行う。 薬膳漢方マイスター、利酒師、ワインソムリエ、チーズコーディネーターなど、食に関するさまざまな資格を持つ。著書に『4児ママ・松山さんの薬膳効果つき やみつき節約めし』(主婦と生活社)、『松山絵美のカンタンなことしかやらないレシピ』(ワン・パブリッシング)。 ブログ 4児ママの愛情ごはん Instagram emi.sake Nadia 松山絵美のレシピルーム