管理栄養士・松丸奨先生の連載15回目 「むくみが気になる人」へ向けたレシピ
管理栄養士・松丸奨先生の「栄養チャージレシピ」 15回目 むくみが気になる人へ「絶品塩だれきゅうり」&「豚みそあん」
2024.11.18
管理栄養士・栄養教諭:松丸 奨
主食:豚みそあん
「豚みそ」は、鹿児島県の郷土料理。鹿児島を代表する食材・豚肉と味噌を合わせた肉みそで、地域によっては落花生や鰹節を加えるところも。
「本来の豚みそは油が多く、肉の脂身も多く含まれていますが、今回は鶏むねひき肉を使い、思いっきりのせても罪悪感ゼロで食べられるぶたみそあんを作りました。
また、豆腐をたくさん使うので、高たんぱく質&低脂質なのも嬉しいところ。長ねぎも多めに入れているので、すぐれた抗菌・殺菌作用のある硫化アリルの効果も期待できます。これからの季節、風邪の予防や、体の冷えの改善などにぜひ食べてもらいたいですね。
忙しい日はこの2品だけでもOK。余裕があればこれに卵焼きと味噌汁を足せば栄養価の高い食事が完成しますよ」(松丸先生)
【材料:2人分】
・鶏むねひき肉 80g
・木綿豆腐 1/2丁
・にんじん、長ねぎ 各1/3本
A
・麺つゆ(2倍濃縮) 大さじ1
・鶏ガラスープの素、砂糖
各ひとつまみ
・みそ、白ごま 各小さじ1
【作り方】
①木綿豆腐1/2丁、にんじん、長ねぎ各1/3本をまな板におき、包丁でたたくようにみじん切りにする。
②フライパンを強火で加熱し、鶏むねひき肉80gと①を入れて炒める。ヘラでフライパンの底に押し付けるように豆腐をつぶしながら混ぜることを繰り返すと5分くらいで水分が飛ぶ。
③強火のままA(麺つゆ〔2倍濃縮〕大さじ1、鶏ガラスープの素・砂糖各ひとつまみ、みそ・白ごま各小さじ1)を入れて炒める。2~3分ほど水分を飛ばしながら炒めたら完成。ごはんにのせていただく。
松丸先生のポイント!
あえて油を使わず、さっぱりしたぶたみそにしました。ぎゅっと豆腐を押し付けるよう、豆腐の水分を飛ばしながら炒めましょう。作り置きや、お弁当のおかずにしても便利ですよ。
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次回16回目は、よく眠りたい人へ向けたレシピを紹介します。お楽しみに!
撮影/松丸奨
松丸先生のレシピ連載は毎週月曜日と金曜日 公開。
松丸 奨
1983年千葉県生まれ。東京都文京区の小学校で管理栄養士として勤務。2013年、実際に提供されている給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」(第8回)で、男性栄養士として初の優勝を果たす。 フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)では、給食の監修・調理指導を担当。台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行なう。日本テレビ系「世界一受けたい授業」やTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」などメディア出演多数。 主な著書に『給食の謎 日本人の食生活の礎を探る』(幻冬舎新書) 、『給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士』(くもん出版) 、『日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)、『子どもがすくすく育つ 日本一の給食レシピ』(講談社) 。 公式ブログ『小学校栄養士 松丸奨のブログ』 Instagram @matsumaru.susumu Xアカウント @matsumarurecipe
1983年千葉県生まれ。東京都文京区の小学校で管理栄養士として勤務。2013年、実際に提供されている給食の献立を競う「全国学校給食甲子園」(第8回)で、男性栄養士として初の優勝を果たす。 フジテレビ系ドラマ『Chef~三ツ星の給食~』(2016年)では、給食の監修・調理指導を担当。台湾、フィリピンなど海外でも食育指導を行なう。日本テレビ系「世界一受けたい授業」やTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」などメディア出演多数。 主な著書に『給食の謎 日本人の食生活の礎を探る』(幻冬舎新書) 、『給食が教えてくれたこと 「最高の献立」を作る、ぼくは学校栄養士』(くもん出版) 、『日本一の給食メシ 栄養満点3ステップ簡単レシピ100』(光文社)、『子どもがすくすく育つ 日本一の給食レシピ』(講談社) 。 公式ブログ『小学校栄養士 松丸奨のブログ』 Instagram @matsumaru.susumu Xアカウント @matsumarurecipe