管理栄養士・松丸奨先生の連載11回目　「リラックスしたい人」へ向けたレシピ

「さといものぬめり成分は胃腸の粘膜の保護に役立つうえ、胃の働きを守り、消化吸収の助けになります。食物繊維もしっかりとれるので、お腹とお肌の健康にも役立ちます。さらにさといもには、糖質をエネルギーにかえるときに必要となるビタミンＢ１も多く含まれているため、パスタと相性がいいんです！

合わせたアボカドは、栄養価の非常に高い果実。悪玉コレステロールを減らす働きのあるオレイン酸がたっぷり。ビタミンＢ１、Ｂ２、Ｅも含まれており、ミネラルや食物繊維も豊富。すべての世代に食べてもらいたい一品です」（松丸先生）

①冷凍さといも８個を耐熱容器に入れ、600Ｗの電子レンジで５分加熱してから、小麦粉大さじ２をまぶしておく。アボカド１個は皮をむき、食べやすい大きさに切る。フライパンを強火で加熱してからサラダ油大さじ３を入れて、さといもを入れる。油がはねやすいので、ふたをしてフライパンをゆらす。

②２分ほど加熱したら、鶏むねひき肉60ｇを入れて、１分ほど炒めてからＡ（しょうゆ大さじ２、酒・みりん各大さじ１、砂糖小さじ１）を入れて、ひと煮立ちさせる。

③片栗粉小さじ１を水50ml（分量外）で溶いたものを加え、とろみをつける。アボカドと一緒に盛り付けたら完成。

松丸先生のポイント！
冷凍さといもは便利な食材！　煮るのももちろんおいしいですが、今回のレシピのように炒めても、強めの味付けにすることで、さといもの淡泊な味に合うようになります。ただ、冷凍さといもは油がはねやすいので作るときは注意を！　ふたをして調理してくださいね。

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次回12回目は、運動をする人に食べてもらいたいレシピを紹介します。お楽しみに！

松丸先生のレシピ連載は毎週月曜日と金曜日の朝7:55更新。

撮影／松丸奨