絶景も植物も虫もガイドも独占! 沖縄・座間味島のオンラインプライベートツアー

〔オンラインツアー&工場見学〕沖縄・座間味島のプライベートツアー(前編)

阿部 真奈美

南国の植物観察から思いがけないクイズの嵐

ビーチ散策はここまでにして、次は周りの離島を見渡せる、展望台まで車で移動です。

「車までは、せっかくだからビーチに下りた道とは別の道で向かいましょう」(大坪さん)
こんな心遣いに、もしかしたら何か見られるかも! と、期待がふくらみます。

車に向かう途中、遠くからブーゲンビリアが目についたので、「近くで見たい」とリクエストをすると、大坪さんがブーゲンビリアの木に何かを発見!

「これ、何だか分かります?」(大坪さん)

木の幹の左側にある並列する細長い何か、これはブーゲンビリアの木の枝ではありません!

正解は、昆虫のナナフシ!

ユニークな姿の昆虫です。本当に木の枝そっくり!

大坪さんのクイズは、まだまだ続きます。

「では、ブーゲンビリアの花は何色でしょうか?」

ブーゲンビリアといえば、鮮やかなピンクが特徴ですが......。いや、これどう見てもピンクでしょ?

正解は、なんと白!
ピンクの部分は花の「ガク」で、そのガクから飛び出した、小さな白い部分が花なのです。

「続けて、隣にあるハイビスカスのクイズです。これは、ある植物の仲間ですが、それは一体、何の植物でしょう? ヒントは“ネバネバ”!」(大坪さん)

ビタミンカラーの大きな花びらが美しいハイビスカスも、南国を象徴する花。

正解は、野菜のオクラ!

ハイビスカスとオクラの共通点は、“夏らしい”ということくらい? と思っていましたが、実は同じアオイ科の植物。仲間だなんて不思議です。

こちらのリクエストから大坪さんが話題をふくらませてくれ、知らなかった知識を得たり、大坪さんも予測しなかった生き物との出会いがあったり。

時間は限られていますが、こんなふうに楽しく寄り道できるのは、プライベートツアーの大きな魅力でしょう。

草木が生い茂る小道を抜けると、その先が青い海! 古座間味ビーチ屈指の映えスポットです。

どんな景色、何の生き物が見られるのかはその日の運次第ですが、プライベートツアーには 「ガイドが自分の好みを把握してくれている安心感」と、「ほかの参加者に気をつかわず、ツアー中にも自分好みにアレンジできる気楽さ」があります。大坪さんと会話をしながら、自分だけのオリジナルツアーを一緒に作っているような感覚でした。

次回は、海から陸へと場所を移し、古座間味ビーチを見下ろす展望台へ。 不思議な植物、驚がくの巨大グモ、希少種のチョウとの遭遇をお届けします!

【座間味島オンラインプライベートツアーデータ】

「1日1組限定・人気ガイド・大坪さんによるプライベートツアー! 座間味島の動植物、歴史、地質などトークテーマをリクエスト」
料金:2,500円
所要時間:1時間
実施日:ほぼ毎日 ※実施日はサイトを参照
ツアー催行会社:カラフルウェーブ

(予約はこちらから)
HIS「【沖縄・座間味島】1日1組限定・人気ガイド・大坪さんによるプライベートツアー!座間味島の動植物、歴史、地質などトークテーマをリクエスト♪」

※オンラインツアー「座間味島プライベートツアー」体験記事は全2回。
次回(#2)は21年10月6日公開です(公開日時までリンクは無効)。
後編 緑色のチョウや巨大グモに遭遇! 感動と驚きのオンライン離島プライベートツアー

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あべ まなみ

阿部 真奈美

ライター

ライター。1976年生まれ、宮城県在住。旅情報誌やグルメ記事、インタビュー記事を中心に執筆。 韓国への留学経験を生かし、最近はゲームのシナリオ翻訳も手がける。好物はトウモロコシ。

ライター。1976年生まれ、宮城県在住。旅情報誌やグルメ記事、インタビュー記事を中心に執筆。 韓国への留学経験を生かし、最近はゲームのシナリオ翻訳も手がける。好物はトウモロコシ。